私が駒を作りはじめてから、2010年で30年以上にもなり、作品数も300組も優に超している。その歳月では、多いとも少ないともいえる数だが、それらの作品は、わかっているものだけでも、北海道から沖縄まで、まさに全国あらゆる地域ににちらばっている。 生みの親(制作者)である私の手元を離れて、それらの駒が育ての親(所有者)の元でどのように育っているかは、私としてもとても気になるところであった。そこで、あらためてそれらの駒の所有者(主に駒)を取材したり、所有者から写真を送付してもらったりした駒を、取り上げて紹介するのが本シリーズ「あの駒は今」である。 このHPをご覧になっている人で、私の制作した駒を所有している方がいらっしゃったら、その旨を私にメールをいただけるとありがたい。その駒が、まだHPで紹介していない駒なら、このシリーズに掲載したいと考えているからである。 私自身も非常に興味があるテーマだから、ぜひみなさんの協力と連絡を待っているので、よろしくお願いしたい。 |