応募期間・2018年9月14日(金曜)21時〜10月20日(土曜)21時 当選者発表!「プレゼント抽選第15回」応募人数は103人でした。 |
『駒の詩』へのアクセス数が2018年9月で、23万5000を超えています。いつも『駒の詩』をご覧いただいているみなさんのおかげです。そのみなさんへの感謝の意も込めて、また例年のように開催している、酔棋からの「駒プレゼント抽選の第15回」を企画しました。 ※私ごとですが、2017年10月より腎臓が悪くなり透析生活になりました。それでも駒作りは、依頼されればマイペースで続けていますが、一つの区切りとして「駒プレゼント」の企画は今回(15回)で終了とさせていただきます。長いこと応募またはご覧いただいたみなさん、大変ありがとうございました。なお、『駒の詩』の更新は、今後もできるだけ続けていきます。
魂入れの記念対局
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藤家(左)VS増山(右)の記念対局が始まった。 | 増山が仕掛けたところ。▼盤面拡大 |
藤家さんは珍しい「伊藤流」(相手に利きが直通する飛、角、香を後で並べる)で駒を並べた。 | 藤家さんが▲5五桂と攻めてきたが、以下▽5六銀で、後手の攻めが難しくなった。▼盤面拡大 |
後日、藤家さんが郷里・福岡(現在は東京在住)の写真を送付していただきました。それらのいくつかをここに掲載しますので、ぜひご覧ください!
今はなき、スペースワールドの全景。 |
福岡のシンボル的存在だった。 |
マリノアシティの観覧車から福岡タワーとその街並み。 | 福岡にある「一蘭ラーメン」の森から。 |
福岡タワーを下から。 |
マイバイクと愛犬スズとのツーショット。 |
筥崎宮の鳥居にて愛犬のスズ。 |
■駒プレゼント(当選1名)
「巻菱湖楓系杢書き駒」(第428作)紹介
巻菱湖楓系杢 |
今回の書体「巻菱湖」は、私自身(酔棋)よく依頼されて作っている書体です。ただし不思議なことに、まだ「駒プレゼント」には出品していませんでした。そのこともあり、最後のプレゼント駒として、この書体を選びました。
また、駒木地となった「楓系杢」は、実際には「楓」なのかもはっきりとはしません。というのは、私の駒友が家で使っていた花台を駒木地にして、それをいただいたものですから、「楓」かどうかもわからないのです。ただし、同じような感じの楓の駒も以前作ったことがあり、おそらく「楓」ではと判断し、「楓系」としたものです。その「杢」入り具合はなかなかいい味わいなので、今回のプレゼント駒に作ることにしたわけです。
ただし、この「楓系杢」は黄楊よりもかなり軽いのが少し欠点ですが、独特で個性的な風合いがそれを補っています。実際の指し心地も、なかなかいい感じです。飾っておくのもいいですが、できれば実戦で使う方に当たっていただきたいと思っています。
すぐ上の写真は、駒木地(左)、文字転写(中)、完成(右)となっています。 製法は、酔棋独特の「酔棋流書き駒」(▼別項参照)です。
この「駒プレゼント抽選」も今回で15回目となりますが、すべて違う書体を作ってきました。
また、同時期に開催中の「第22回酔棋制作駒オークション・探山黒檀拭き漆仕上げ書き駒(第427作)」(▼別項参照)も、同じ書体はまだ出品していません。
ここで掲載しているよりもさらに大きな写真が見たい方は、「フォトライブラリー」(▼別項参照)へ行って「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」(下のほう)で、作品番号(No428)をお探しください。
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それではみなさん、下段の「フォーマット」からぜひ応募してみてください。
なお、当選者(1名)にはプレゼントの駒(上写真右の平箱に入れて)の他に、いつも差し上げている駒の写真数枚、写真CD、駒カードも同封いたします。さらに余り歩で作った根付(すぐ上写真)も入れておきますので、ストラップなどにお使いください。
『駒の詩』をご覧いただいているみなさんは、すでに『将棋駒の世界』(▼別項参照)をお読みいただいている方が多いと思いますが、もしもご希望があれば、ため書き「使われてこそ名駒・棋は鼎談なり・駒の後ろに作者が見える」のどれかを書いて1冊差し上げます。当選者は、その旨をお知らせください。
■『駒を作る(DVD)』(2名)、『NHK駒シリ)ーズCD』(3名)『将棋駒の世界』(4名)
『駒を作る(DVD)』2名の方、『NHK駒シリーズCD』は3名の方、『将棋駒の世界』は4名の方にプレゼントします。
上記の『NHK駒シリーズCD』とは、『NHK将棋講座』(▼別項参照)に私が取材・文を担当した「駒シリーズ」を連載(1993年4月〜2000年3月)していたものを、PDFにしてCDにまとめたものです。
同じく『将棋駒の世界』に、もしもご希望があれば、ため書き「使われてこそ名駒・棋は鼎談なり・駒の後ろに作者が見える」のどれかを書いて1冊差し上げます。当選者は、その旨をお知らせください。
※それぞれの賞品の当選者です! 賞品はすべて郵送しました。みなさん、ゆっくりと更新していきますので、今後も『駒の詩』をよろしくお願いいたします。
『駒を作る(DVD)』当選者(2名) |
咲田忠広(茨城県)・永野一彦(鹿児島県) |
『NHK駒シリーズCD』当選者(3名) |
澤部望美(埼玉県)・増村桃子(神奈川県)・加藤祐崇(京都府) |
『将棋駒の世界』各当選者(4名) |
今田明日香(東京都)・赤羽 勝(栃木県)・水谷計太(三重県)・筑本貴郎(岐阜県) |