応募期間・2015年7月18日(土曜)21時〜8月29日(土曜)21時 当選者発表! 「プレゼント抽選第12回」応募人数は79人でした。 上記のとおり応募総数は79人でしたが、重複が1名あり有効応募数は78人となりました。下記に掲載したように、当選者は駒プレゼントの西尾さんをはじめとして、全部で10名のみなさんです。駒以外の当選者は、最下段に掲載しています。外れた方は、次回またチャレンジしてください! |
『駒の詩』へのアクセス数が2015年7月で、21万になろうとしてます。いつも『駒の詩』をご覧いただいているみなさんのおかげです。そのみなさんへの感謝の意も込めて、また例年のように開催している、酔棋からの「駒プレゼント抽選の第12回」を企画しました。
●魂入れの記念対局
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2012年ナショナルトレセンにて、ディケンベ・ムトンボと一緒に。 | 当選した「博堂」で、初手を指す西尾さん。 |
私(酔棋)が後手(左)。西尾さんが先手(右)。 | いよいよ中盤に入るところ。▲画像拡大 |
■駒プレゼント(当選1名)
「博堂書島黄楊柾目彫り駒」(第386作)紹介
博堂書島黄楊柾目 |
アップにすると、漆の古色がおわかりいだけるだろう。 | 「角と龍馬」。ことに「龍馬」に際立った特徴が見られる。 |
私の駒制作リストを調べてみたら、「博堂(はくどう)」を作ったのは1985年でしたから、今回の「博堂」は30年ぶりということになります。最初は「酔棋流書き駒」(▼別項参照)で作るつもりでしたが、字母紙を見ているうちに、これは彫り駒のほうがいいという思いになりました。そこで、最近また作りはじめた朱合+呂色漆(上写真参照)のブレンドを使った彫り駒にしたのです。こうすると、やや茶色味を帯びて、古色な感じに仕上がるからです。
さて、書体の「博堂」についてですが、由来や詳細はほとんどわからないといったところです。一説には、「書家・大塚博堂に影水(▼別項参照)が依頼した駒字」というのもありますが、「大塚博堂」で調べてみても、書家ではないシンガーソングライター「大塚博堂(ひろたか)」(1981年没)氏くらいしか見当たりません。その方の存命時期と影水の晩年時期と少し重なりますから、駒の書体「博堂」をその方が書いたとしても不思議ではありませんが、ミュージシャンと書家ではかけ離れているような気もします。
この「駒プレゼント抽選」も今回で12回目となりますが、すべて違う書体を作ってきました。
また、同時期に開催中の「第19回酔棋制作駒オークション・王羲之」(▼別項参照)も、同じ書体はまだ出品していません。この「駒プレゼント」に応募する方はもちろんのこと、「オークション」に参加する方も、どのような書体が「駒プレゼント」や「オークション」に登場するといいか、ご意見があったらコメントでお書きください。今後の参考にさせていただきます。
ここで掲載しているよりもさらに大きな写真が見たい方は、「フォトライブラリー」(▼別項参照)へ行って「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」(下のほう)で、作品番号(No.386)をお探しください。
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それではみなさん、下段の「フォーマット」からぜひ応募してみてください。
なお、当選者(1名)にはプレゼントの駒(上写真右の平箱に入れて)の他に、いつも差し上げている駒の写真数枚、写真CD、駒カードも同封いたします。さらに余り歩で作った根付(すぐ上写真)も入れておきますので、ストラップなどにお使いください。
『駒の詩』をご覧いただいているみなさんは、すでに『将棋駒の世界』(▼別項参照)をお読みいただいている方が多いと思いますが、もしもご希望があれば、ため書き「使われてこそ名駒・棋は鼎談あり・駒の後ろに作者が見える」のどれかを書いて1冊差し上げます。当選者は、その旨をお知らせください。
■『DVD「駒を作る」』(3名)、『NHK駒シリーズCD』(3名)、『将棋駒の世界』(3名)
上記の『DVD「駒を作る」』(左写真)と、『NHK駒シリーズCD』(中写真)、『将棋駒の世界』(右写真)をそれぞれ3名の方にプレゼントします。
『DVD「駒を作る」』は、駒作りに興味のある方はもちろんのこと、そうでない方でも楽しめると思います。内容などの詳細は「ビデオ『駒を作る』」(▼別項参照)をご覧ください。また、『NHK駒シリーズCD』とは、『NHK将棋講座』(▼別項参照)に私が取材・文を担当した「駒シリーズ」を連載(1993年4月〜2000年3月)していたものを、PDFにしてCDにまとめたものです。
同じく『将棋駒の世界』に、もしもご希望があれば、ため書き「使われてこそ名駒・棋は鼎談あり・駒の後ろに作者が見える」のどれかを書いて1冊差し上げます。当選者は、その旨をお知らせください。
以下のみなさんが、それぞれの賞品に当選しました。みなさんに賞品は発送ずみです。
『DVD「駒を作る」』当選者(3名) |
田中秀和(福岡)・田中 彰(大阪)・久米圭介(愛媛) |
『NHK駒シリーズCD』当選者(3名) |
渡邊啓史(佐賀)・北林 浩(奈良)・森 大吾(東京) |
『将棋駒の世界』各当選者(3名) |
奥野勲(京都)・林 圭史(千葉)・小関和弘(東京) |
当選者の発表は、締切日の翌日(8月30日/日曜)までに厳正なる抽選を行い、当選者に酔棋からの当選メールにて知らせます。
その後、当選者の方々には送付先のご住所・携帯番号などをお知らせいただきます。駒当選の方は、ご住所の他に必ず携帯番号もお願いします。
締切日の翌日までに連絡がいかない場合は、今回の抽選は外れということになりますので、その旨ご了承ください。また、当選者の発表は、後日HP上でみなさんにお知らせいたします。
駒が当選した方は、当選駒がお手元に届いたら、「その駒の感想と喜びのコメント」をメールでお願いいたします。
また、後日(1〜2か月ほど)でかまいませんが、当選者がその駒で指しているところの写真などを送付していただければ、喜びのコメントとともに、あらためてこのページに掲載したいと思っています。
写真を撮る場合は、他の駒プレゼント(第1回〜第11回)のページを参考にしてください。
ご面倒だと思いますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。