2006年10月29日(日曜日)
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第1回将棋大会 |
今年(2006年)は、天候不順などで四季がはっきとはしませんが、やっと秋になりはじめた10月29日に「『駒の詩』第1回将棋大会」が、私(酔棋)の地元である東京・高田馬場にある割烹「桂」にて開催されました。この将棋大会は、私の書き下ろしの著書『将棋駒の世界』出版記念の意味もあります。また、日ごろ、このHPをご覧いただいているみなさんに感謝するためもあり、下記で紹介する多くの賞品も用意しました。
将棋大会参加は16人、私を含めた運営委員が3人(増山、三上、渡辺)、指導将棋として参加していただいた矢内理絵子女流名人、計20人が大会が始まる正午から、第3回オフ会が終了する午後8時半くらいまで、一日中将棋と駒談議で楽しく過ごしました。その模様をすべてお知らせすることはできませんが、できるだけその臨場感をみなさんにお伝えします。
三上さん(左)と私(酔棋)。 |
「本日は、遠くからいらした方も数名もあり、みなさん参加ありがとうございます。おかげさまで、本も無事に出版できました。今日は将棋を指して、駒談議して、飲んでと……賞品もありますので、一日楽しんでください」
といったような私の将棋大会開催の挨拶と、運営委員・三上さんがルール説明をした。大会に使われる駒は、すべて酔棋駒という、ちょっと変わった将棋大会がいよいよ始まります。
なお、運営委員の一人で私の大学時代の友人である渡辺さんが、今回の写真とビデオ撮影を担当してくれました。私としては感謝、感謝です。
▽こちらで用意した駒
龍山安清(第195作)、
巻菱湖(第145作)、関根名人書(第186作)、錦旗(第263作)、奥野菱湖(第91作)など、計8組。三上さん、榎本さん、それに会場となった「桂」さんの駒も含まれています。
まずは、A級とB級のクラスを決める予選対局(8局)が始まりました。持参の酔棋駒で指す方、用意した駒で指す方、それぞれ思い思いに駒を選びます。みなさん初めてお会いする方も中にはいらっしゃるので、それぞれご挨拶のあと、いよいよ対局開始です。最初のうちは、パチッ、パチリの駒音とチェスクロックをたたく静かな音だけが、会場に流れていきます。
今回の将棋大会の「運営やルール」についての説明は、◆印以下をクリックしてください。
◆第1回将棋大会の運営とルール
今回の賞品については、下記をご覧ください。
A級優勝賞品/優勝者・金子タカシ |
巻菱湖書島黄楊杢盛り上げ駒
酔棋作(第270作)
今回の将棋大会に際して、あらためて制作しました。最近、字母を作り直した「巻菱湖」です。けっして派手な杢ではありませんが、やや大ぶりの駒形で、この書体には合っていると思います。
なお、盛り上げの漆は、木地呂と呂色のブレンドを使っています。
B級優勝賞品/B級優勝者・本田常道 |
龍山安清島黄楊斑入り柾彫り駒
酔棋作(第269作)
A級の賞品と同じく、あらためて制作。斑入り柾なので、使っているうちに徐々に味わいが増すと思われます。
また、これも同じく、私好みで木地呂と呂色漆のブレンドを使っています。
※これらの2つの駒写真を大きくご覧になりたい場合は、「フォトライブラリー(最下段)/オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」に掲載してあります。
▼大会賞品
参加賞全員『将棋駒の世界』(増山雅人著)
A級優勝者/「巻菱湖書島黄楊杢盛り上げ駒」
A級準優勝者/「島黄楊柾目駒木地、酔棋制作彫り駒半額券」
A級3位/「矢内女流名人色紙」
B級優勝者/「龍山安清島黄楊斑入り柾彫り駒」
B級準優勝者/「島黄楊柾目駒木地、酔棋制作彫り駒半額券」
B級3位/「矢内女流名人色紙」
矢内指導将棋賞/「矢内女流名人色紙」
A・B級トーナメント、矢内女流名人指導将棋、第3回オフ会はそれぞれのページでご覧ください。
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