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『駒の詩』第3回オフ会実況!

2006年10月29日(日曜日)

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※上記を選んでいただくと、そのページに直接移動できます。

第3回オフ会

 ※「第3回オフ会」参加は、将棋大会から引き続き17名、オフ会のみ6名で計23名でした。

 「将棋大会」は、決勝までかなり速やかに進行し、予定した時間よりも早めに一区切りつきました。最後の対戦となったのは、矢内指導将棋の一局でしたが、それもじきに終わり、将棋大会の後片づけとオフ会の宴会の支度も滞りなくすみました。
 そこで午後6時開宴の予定を30分ばかり早めたので、オフ会のみに参加のみなさんには宴会が始まってしまっていたことを、この場を借りてお詫びいたします。
 いつもどおりに、オフ会の口火を切って乾杯の音頭をとっていただいたのは、将棋駒研究会会長・北田さんです。対局で、ふだん使っていない頭をフル回転したみなさんには、さぞやビールの最初の一杯がおいしかったことでしょう。

乾杯! 乾杯! 乾杯!(拍手、拍手)

オフ会参加のみなさんの一言コメント

 ※撮影したビデオから、みなさんのコメントを要約したことをお断りしておきます。また、ここにはオフ会のみ参加のみなさんの写真を掲載しました。将棋大会から引き続き参加のみなさんの写真は、そちらのページをご覧ください。

北田 私も65歳になって大事に暮らさなければと思いますが、ついつい怠けグセで毎日遊んでいます。中国の故事に、「この日は地球上で初めて訪れた日だから、大事に暮らさなければ」という言葉があります。みなさんも大事にしてください。
 このたびは、大変有意義な駒の本を出版されたこと、増山さんほんとうにおめでとうございます。みなさんも、ぜひお読みください!
※将棋駒研究会の会長・北田さんには、『将棋駒の世界』でもいろいろとお手伝いいただきました。この場のお礼ではすみませんが、まあ長いつきあいですから、今後ともよろしくお願いいたします。

増山 今回、私の『将棋駒の世界』が何とか刊行できたことは、今日参加していただいた中公新書の郡司さんが、私の尻を叩いて叱咤激励してくださったことをはじめ、これもひとえにみなさんのおかげです。とても感謝しています。
  地方から来てくださった方々はもちろんのこと、たくさんのみなさんにご参加いただき、今日はほんとうにありがとうございました。
 一言コメントのあとは無礼講で、矢内女流名人とお話ししたり、席を移動するもよし、駒談議でみなさん盛り上がってください。
  ※将棋大会の結果と経過説明のあと、ご挨拶。

矢内 みなさん今日は、お疲れさまでした。三面指しで何局指したかよくわかりませんが、みなさんホントに強くて、何度投了しようかと思ったかわからないんですけど、1敗だけですので(一同笑い)。その1敗が非常に残念でした。
 今日一日、私も楽しく過ごさせていただきました。また、今日はとっても素敵な駒までいただきまして、ありがとうございました。今までそれほど駒に興味をもっていなかったんですけど、今回は駒のことを知り、芸術品だと思いますので、これからは駒にも興味をもっていこうと思いました。
 ※指導将棋は上手の7勝1敗。矢内上流名人の強さが光りました。

金子 増山さんとは20年近いつきあいですので、『寄せの手筋186』をはじめ何冊か一緒に作りました。そのときに、「巻菱湖」の彫り埋め駒をいただきました。今日は優勝して、「巻菱湖」の盛り上げ駒をいただきました。大事に使わせていただきます。
※今日の優勝は金子さんの実力なら当然だったかもしれませんが、次回はもっとハンデをきつくしますから、覚悟してください(笑い)。

女流名人とA級優勝者。 徐々に宴会も盛り上がってくる。

江田 今年(2006年)の春のプレゼント企画で応募したら、たまたま当選しました。それ以来、駒にすかっりハマってしまいました。やっぱり、あのとき当たらなければなあ、と(一同笑い)。それは言えます。
 ※今日は鵜川さんから、準優勝の賞品の駒木地も江田さんはもらえましたから、やはり駒にハマってよかったのではないでしょうか。

古川  今日は一日お疲れさまでした。また、ありがとうございました。神奈川の端のほうに住んでいますから、今日は早めに来ました。今日は将棋大会と矢内先生の指導将棋、最後はオフ会ということで充実した一日でした。
 ※古川さんは、オフ会には3回連続して参加しています。

藤井 準優勝の藤井です(一同笑い)。 1級と申告していたんですけど(また笑い)。近代将棋の道場では、1級が事実なんで。金子さんと当たるなんて、金子さんが書いていた「将棋ジャーナル」の付録「ザ・凌ぎ」などをよく読みました。また、ホームページもやっています。
  ※藤井さんが運営しているサイト「駒人」は、リンクを貼っていますからのぞいてみてください。

グビグビと酒がすすみます。 優勝者は勝利の美酒。

郡司 増山さんの本を作らせていただきました。本を作るというのも将棋と同じで一筋縄ではいきません。増山さんはご自身のスタイルをおもち方で、文章についてはいろいろとやりとりがありました。なぜ、この新書を作ろうと思ったかというと、一つには類書がないからです。
  将棋は好きでしたが、駒についてはまったく知識がなく、本を作りながら世界が広がりました。
※郡司さんは、第2回プレゼント企画の当選者です。

今日はよろしくお願いします。

原口 今日はちょっと、特別参加しました。
  テレビのある番組で、将棋の駒を取り上げる予定でいます。
  そのため、『駒のささやき』を見て、増山さんに連絡したところ、このたび『将棋駒の世界』が刊行されることを聞きまして、この会に参加させていただきました。この本は、いろいろと番組内容を考えたり取材するうえで役立っています。放送は、来年1月の半ばを予定しています。
※番組などの詳細は、予定がはっきりしましたら、このHPでもお知らせします。
 

永島さんの遺品の帽子で参加。

平賀 増山とは、今日の将棋大会に参加している本田、武澤の2人とともに高校の同窓生です。まあ、40年以上のつきあいになります。また、私はテレビ誌制作の会社をやっていますが、もう一つ別のIT関係の会社で、このHP『駒の詩』の運営もしています。
 このオフ会には、1回目から参加しています。将棋は彼らと同じく将棋愛好会に在籍はしたんですが3級くらいですので、こういう将棋大会には出ないという感じです。増山も念願だった駒の本が出せて、よかったです。
※平賀さんがかぶっている帽子は、別項「永島レクイエム」で紹介している、漫画家・永島慎二さんの遺品です。当日、私も永島さんの遺品の時計をしていました。天国の永島さんにも、『将棋駒の世界』が届けばという気持ちでした。きっと平賀さんも同じだったのではないでしょうか。

次回には将棋大会にも参加。

榎本 前回に続いて2度目の参加になります。増山さんとは11〜12年ぐらいのつきあいでして、そもそも私が駒を収集していたことから、増山さんとは知り合いました。
 今回も将棋大会とオフ会の話がありましたとき、将棋大会には出るつもりでしたが、ヤボ用がありましてオフ会のみの参加となりました。また、このような大会があるときには、ぜひ参加させていただきたいと、思っています。
 ※榎本さんの駒は、将棋大会でも使わせていただくためにお借りしました。

駒をなくさないのが、自慢です。

吉田  新宿のゴールデン街で、「一歩」という飲み屋をやっています。店に置いてある駒は、すべて酔棋さんの駒です。自慢なのは、10年以上前にいただいた駒も、酔っ払いが指しているのですが、一歩たりともまだなくしていません。
  ヤフーのセカンドライフ趣味と教養の中で、「将棋の達人」というコラムを書いています。1年間連載しています。検索の方法は、「将棋 吉田純子」で出てくると思います。将棋がわからなくても、読めるようにしてあります。
 ※吉田さんの駒は、別項「あの駒は今1・将棋酒場『一歩』」で紹介しています。

盤のことは何でも言ってください。

前沢 遅れてきて申し訳ありません(一同笑い)。時間どおりには来たんですが……。(大会がスムーズにいき、こっちの都合でオフ会の始まりが早まったんです)。じゃあ、相当早く投げた方がいたんですね(一同笑い)
  両国のほうで、将棋盤・碁盤を製造している前沢碁盤店をやっています。増山さんとは20年ぐらいになり、いろいろとお世話になっています。もしも盤のほうで何かありましたら、遠慮なく何でもお申し付けてください。
 ※前沢さんには『将棋駒の世界』でも、中将棋の駒をはじめ、いろいろとご協力していただきました。また、前沢碁盤店のHPは「老舗 前沢碁盤店」です。現在も、「五人の名工」の一人・静山の駒を扱っています。

撮影で忙しかったです。

渡辺 今日は、写真とビデオの撮影で参加させていただきました。増山とは大学時代からのつきあいで、40年ほどになります。本の出版ほんとうにおめでとうございます。
※渡辺さんは麻雀はなかなかですが、将棋は全然指しません。今日一日、撮影は大変でしたが、いろいろとご苦労さまでした。

三上 今日は運営委員ということで、みなさんを取り締まるほうで(一同笑い)。ほんとうは将棋を指したかったですね、できなかったんですけど。(三上さんは元所沢竜王で、金子さんは全国の元竜王で、その差があるね/一堂笑い)
  まあ、いろいろありますが、今回も増山さんの本ができて、将棋界も活性化になればおもしろいんじゃないかと。
 ※三上さんの駒は、将棋大会で使わせていただきました。別項「あの駒は今5・銘駒収集家は棋聖を苦しめた」を見ていただければ、三上さんの実力がわかります。
 三上・渡辺のお2人には、裏方を務めていただきほんとうにありがとうございました。この場を借りて、お礼とさせていただきます。

池田 7年目くらいになりますか、将棋駒研究会でいろいろ教えていただきながら、「三升」という名前で駒を作っています。まだまだ駆け出しなんですが……。
  今日は将棋大会に声をかけていただきまして、弱いんでポロっと負けてしまって、でもそのおかげで矢内女流名人と指せました。
  ※池田さんは、今日は強豪にあたって早めに負けましたが、実際には私とは指し分けくらいの実力です。その証拠に矢内女流名人から、貴重な勝ち星をあげています。

何がおかしいんでしょう。 大人の会話を楽しむ。

鵜川 駒込で、駒木地の会社をやっています。タイトルがいつの間にやら決まっていたんですが、今、『近代将棋』の中で「銘駒研究室」(連載)というのを書かさせていただいています。
※鵜川さんは、銘駒収集家でもかなり知られた方です。私の本でもいろいろとご協力していただきました。将棋大会ではB級の準優勝でしたが、賞品の駒木地は江田さんに差し上げました。

山口 龍山作の「関根名人書」を増山さんと北田さんに鑑定していただいたのが、ご縁でおつきあいさせていただいています。お2人には、それぞれ駒も作っていただきました。
  昔から指すのが好きだったんですね。将棋大会の予選では、江田さんと接戦でしたが負けてしまいました。矢内女流名人との指導将棋では、手もなくひねられました。レベルの高い大会で、ほんとうに今日一日楽しかったです。ありがとうございました。
 ※山口さんの「関根名人書」は、本と別項「名工の轍・豊島龍山」にも掲載してあります。

塩井 石川県の能登半島から来ました。オフ会には、3回連続の皆勤賞です。ふだんは、大阪の「関西駒の会」に参加しています。駒を作るよりも、駒の知識を習得するほうが主です。
  たぶん一年365日のうち、夜寝る前の360日には、30分から1時間は駒関係の出版物を見ています。今回、新たに『将棋駒の世界』が出版されて、そのとき見る素晴らしい本が一冊増えて、ありがとうございました。
 ※塩井さんの駒に対する行動力と情熱や思いは、私も学ぶことが多々あります。

林田 大阪から来ました。増山さんから声がかかり、昨日大学のクラス会が東京でありましたので、飲むほうならまかせてくれということで参加しました。
 7年前くらいに 『駒のささやき』を将棋連盟(関西)の売店で見まして、不幸にも買ってしまいました(一同笑い)。それが最初のきっかけで、駒作りが趣味になっててしまいました。私はいろいろなことにチャレンジするのが好きですが、当分は駒にハマっていきそうです。今後ともよろしくお願いします。
 ※林田さんは、「関西駒の会」(道楽の世界)の会長を務めています。『将棋駒の世界』に掲載した「坂田好」を取材した際には、林田さんをはじめとしてみなさんにお世話になりました。その節は、ありがとうございました。

武澤 今日はみなさんお忙しい中、お集まりいただきありがとうございました。10年以上は将棋を指していなかったんですが、楽しく指せました。増山とは、先ほどからお話しがありましたように高校時代からです。
  本を書くのはともかくとして、増山が駒を作るのが不思議でした。みなさんご存じのように、増山はまれに見る悪筆です。なのによくこんな駒が作れるな、と(笑い)。第3作の駒を結婚祝いとしてもらったんですが、傾斜がきつくてすべるんですよ。それでも、大事に宝物としています。
 ※武澤さんに差し上げた駒は、ほんとうの初期ですので不備があってもひとつご勘弁を。技術的なことはともかくとして、心はこもっています。

本田 B級ではからずも、優勝してしまいました。高校のときに今日来ているメンバーをはじめ、将棋愛好会を作りました。その後しばらく会わなかったんですが、増山が会社を作るというので、再び交流するようになりました。一時期は、増山が「酔棋会」という将棋会を作って指していましたが、それもだいぶ前になくなり最近ではあまり指していません。 ですから、優勝するとは思っていなくて、みなさんに申し訳なくて。
  今日は、彼の作った「源兵衛清安」(第21作)で指しました。あまり将棋は指す機会はないんですが、指すときにはこの駒を持っていきます。別に盛り上げ駒の「水無瀬」も作ってもらいましたが、ちょっともったいなくて使っていません。また、このような機会がありましたら、ぜひ呼んでください。今日はありがとうございました。
 ※本田さんは、私の会社の税理士さんでもあります。今日の優勝はフロックではなく、実力(?)かもしれません。

印刷会社の社長・菅生さん。

 ※菅生さんはちょっと来場が遅かったので、コメントはもらっていません。『駒のささやき』を印刷していただいた会社の社長さんで、私も別な仕事でもいろいろとお世話になっています。
 その節はありがとうございました!

 

 

 

 

東京と大阪の両会長。 いよいよ散会のお別れです。

最後は三上運営委員が、
最後のお開きを、一本締めで締めくくりました。

ヨー、ポン!


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