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『駒の詩』第2回将棋大会・第4回オフ回など

2009年4月11日(土曜日)

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※上記を選んでいただくと、そのページに直接移動できます。

第2回将棋大会

   今回の「『駒の詩』第2回将棋大会」は、「酔棋制作駒『第3回個展』」(▼別項参照)に合わせて、初日(4月11日)に催しました。常日ごろから、私(酔棋)の作った駒を実戦で愛用してくださる方々、また所蔵いただいている多くのみなさんによる、「酔棋駒」で指す将棋大会です。優勝賞品の駒(下記参照)をはじめとして、賞品もいくつか用意しました。
 ここまで私が駒を作りつづけてこられたのは、いつも『駒の詩』をご覧いただいているみなさんと、多くの駒好きに支えていただいているおかげだと思っています。 そこで、その感謝の気持ちを込めて、今回の将棋大会を開催したのです。
 このページからは、同日に行った「将棋大会」の予選・決勝、本田小百合女流二段による指導対局、『駒の詩』第4回オフ会、それぞれのページへ、最初と最後に掲げた[トップ/A・B級予選・決勝/本田指導/オフ会]から入れます。そちらもぜひご覧ください。

将棋大会について

『駒の詩』第2回将棋大会詳細事項

■開催日時
 2009年4月11日(土曜日)
 11時30分会場に集合、対局開始正午〜対局終了午後5時(予選・決勝含む)
 
全員(参加者16名)が予定どおり集合していただき、大きなトラブルもなく決勝戦まで進行できました。将棋大会のみ参加の方を除き、「第4回オフ会」も18時から開始できました。

■開催会場東京・高田馬場「割烹・桂(かつら)」(個展会場・オフ会も同じ)
 最寄り駅は、JR山手線高田馬場駅(徒歩2分)

 「桂」は私の地元の割烹でもあり、すべてのオフ会(全4回)をここで開催しています。ちなみに、「桂」の店主・大塚英世さんには、別項「作品ライブラリー・錦旗柾目書き駒(第263作)」を、以前に差し上げています。

■参加人数A級(8人)、B級(8人)
 ・A級/先手後手の決定は、振り駒または下位者先手による総平手戦。参加者は四段格以上(三段強の方も可)。
 ・B級/級位者も参加、今回の規定による駒落ち戦あり。参加者は三段以下の方。
 
参加者は酔棋制作駒所蔵者(依頼申し込み者含む)です。今回は申し込み時に、A級参加かB級参加かを決めていただきました。先着順とし、応募者が集まった時点で、応募終了(HP上で掲載)しました。

■大会賞品など
  ・参加賞全員/「第3回個展出品駒カレンダー(2010年度版)」(▼別項参照)
 ・A級優勝者/「鵞堂書島黄楊虎斑盛り上げ駒」
 ・A級準優勝者/「酔棋制作駒5万円割引券」と「DVD駒を作る」(▼別項参照)

 ・A級3位/「酔棋制作駒3万円割引券」と本田小百合二段揮毫の扇子
 ・B級優勝者/「清安書島黄楊荒柾書き駒」
 ・B級準優勝者/「酔棋制作駒5万円割引券」と「DVD駒を作る」

 ・B級3位/「酔棋制作駒3万円割引券」と本田小百合二段揮毫の扇子

※「酔棋制作駒割引券」は、完成した駒のみならずこれから新規に依頼する駒にも適用されます。つまり、酔棋が駒を作りつづけているうちは、いつまでも割引が可能ということです。

■本田小百合三段指導対局

「テレビ対局」のときの本田二段(左)と私。

 原則的には、予選リ−グ敗退者のご希望者で 、本田小百合二段による指導将棋(3面指し)が行われました。実際には、個展会場に訪れた方々も少し参加しました。
 本田二段は、かつて『近代将棋』の取材で拙宅に訪れたことがあります。また、「あの駒は今・8.小林宏六段に山の仲間から贈られた駒―飴色の駒の後ろに仲間がいる(▼別項参照)の中で、小林宏六段と私のテレビ対局のとき、インタビューや解説で私自身がお世話になりました。
 その縁なのか、今回の指導将棋を快く引き受けていただきました。

■参加費用
 5000円

■お申し込み
 将棋大会の参加お申し込みは、HP上で行いました。「第3回将棋大会」はまったく未定ですが、次回の参加をお考えの方はこれらの情報と「将棋大会の運営について」を参考にしてください。

将棋大会の運営について

▼予選(A級・B級の各ブッロクリーグ戦)
 A級・B級の申し込み者それぞれを抽選で各組(4人)に分け、予選をします各組の2敗者は予選で敗退となります。なお、予選敗退者はご希望により、本田二段の指導対局(3面指し)に回ります。
 予選突破者によって、A級・B級のそれぞれの決勝トーナメントを新たに組みます。

▼決勝トーナメント(4人)
 A級・B級それぞれのトーナメントで優勝者、準優勝者、3位を決めます。

▼手合いについて
 申し込んでいただいた「ご自分の棋力」を参考に、運営側が決定します。A級は、同級振り駒、下位者先手の総平手戦となります。
 B級での駒落ち戦の目安としては、同級は振り駒、2階級差まで下手先手として、3階級差が角落ち、4階級差が飛車落ち、5階級差が飛香落ち、6階級差以上は二枚落ちとさせていただきます。

▼持ち時間など
 チェスクロック使用による持ち時間15分、切れたら30秒の秒読みとします。対局の進行具合によって、決勝は持ち時間を少し延長する場合もあります。チェスクロック対局に慣れていない方は、その旨を運営委員に事前にお伝えください。

▼対局に使用する酔棋制作駒はご持参の駒で(大会運営側でも用意)
 せっかくの機会ですから、なるべくならご持参の酔棋駒で指すのもいいのではないでしょうか。その場合は、対局相手とどちらの駒を使うか相談して、対局前に決めてださい(今回の将棋大会の楽しみの一つ)。
 大会運営側でも、対局に使う駒はいくつか用意(下記参照)してありますので、お好みの駒を実戦で試してください。
 酔棋の愛用駒の「龍山安清虎杢盛り上げ駒(第195作)」をはじめ、運営委員の三上勉さん所蔵の「巻菱湖書虎斑盛り上げ駒(第145作)」「清安書斑入り柾盛り上げ駒(第297作)」、駒鑑定の北田義之さん所蔵の「錦旗紅紫檀拭き漆仕上げ書き駒(第242作)」、「桂」所蔵の「錦旗柾目書き駒(第263作)」などです。

▼大会運営委員
 三上勉(運営委員長)、増山雅人、池田登志男(撮影・写真担当)
 将棋大会の運営は、委員長の三上さんにお任せでした。写真は池田さんが担当で、枚数も多く大変でした。両者とも、いろいろとご苦労さまでした。

A級優勝賞品


別カット

鵞堂書島黄楊虎斑盛り上げ駒
酔棋作(第302作)

 もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」の「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」の項目から、作品番号(302)を選んでください。

  将棋駒研究会会長・北田さんから、「賞品に使って」といただいた虎斑の駒木地で作りました。やや細かい虎斑が、長いこと使っているといい味わいになると思われます。それほどの派手さがないことが、かえって書体の「鵞堂」を引き立たせ、飽きがこない駒ともいえるでしょう。

B級優勝賞品


別カット

清安書島黄楊荒柾書き駒
酔棋作(第304作)

 もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」の「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」の項目から、作品番号(304)を選んでください。


  木そのものの価値としては、柾目は細いほどいいと通常いわれていますが、駒になったときにはそうとも限りません。つまり、「糸柾」のような駒木地で作ると、駒字そのものに目がとらわれて、木そのもののよさがなくなってしまうからです。私が長いこと駒を作ってきた印象としては、しっかりとした島黄楊の「荒柾」は、その素直で直線なところが「赤柾」を彷彿とさせ、木地そのものも主張を忘れてはいません。
 上記の「清安」も太字がさらに「荒柾」とマッチして、いい感じに仕上がったのではと思っています。その感じを確かめつつ実戦で使うと、「酔棋流」の独特の書き駒を堪能できることでしょう。

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