別項の「酔棋制作駒『第3回』個展」に展示する、「酔棋作」の駒たちをここで一堂に紹介します。「展示即売の駒」「参考出品の駒」「その他の駒」とに分類しました。「展示即売」のうち、9作が新作で2作は私(酔棋)の手元にあった駒です。「その他」としては、「会場でのプレゼント駒」「オークション出品駒」「将棋大会の賞品駒」を含みます。最後に「将棋大会」で使用する駒も少し紹介します。ほとんどが「作品ライブラリー」をはじめ他で掲載していますので、詳細はそちらをご覧いただくために、たとえば「▼作品ライブラリーへ」といったようにリンクを張っています。合わせてご覧ください。 |
最初に、新作の「展示即売」する駒から紹介します。まだ、制作中の駒もありますので、完成次第掲載します。このHPのトップページに掲載した「巻菱湖(第300作)」から、「酔棋好(第314作)」までの9作「新作の駒」です。次いで前回の「第2回個展」のときに、非売品にしていた「酔棋好(第236作)」と「長録(第237作)」の「旧作の駒」です。
もしも、これらの駒の中で気に入った作品が見つかり、ご購入をお考えの方がいらっしゃれば、価格などをメールで酔棋にじかに問い合わせをお願いします。折り返しお返事いたします。
また、ご予約や取り置き(仮予約)なども、適宜ご相談に応じます。個展にご来場いただいて、実物をご覧になってから確定していただいてもかまいません。
以上、よろしくお願いいたします。
新作の駒 |
巻菱湖書島黄楊虎杢 トップページに掲載。300作目にあたる「第3回個展」の記念作。 |
清定書島黄楊火炎杢 駒木地の赤い色やその味わいから、「火炎杢」と命名する。 |
無劍書紫檀拭き漆仕上げ 「酔棋流」の書き駒。紫檀の駒木地に白色漆が映える。 |
森内名人書島黄楊根杢 森内俊之九段が名人当時に駒字を書き、酔棋が駒にした2作目。 |
寉園書島黄楊柾目 「木村形」の駒木地に、木村独特の書体を朱合漆使ってを収めた。 |
奥野錦旗島黄楊根杢 比較的そろいのいい明るい根杢を、太字の奥野錦旗で仕上げた。 |
峰書島黄楊根杢 久しぶりに作った峰書。今回あらためて字母紙も作り直した。 |
源兵衛清安島黄楊柾目 オーソドックスな書体を素直な柾目で、実戦向きな彫り埋め駒に。 |
酔棋好島黄楊根柾 私のオリジナル書体を、少し個性のある根柾(荒柾)の彫り駒に。 |
旧作の駒 |
酔棋好薩摩黄楊孔雀杢 以前、非売品にしていたものだが、今回の展示で即売にした。 |
長録書中国黄楊斑入り赤柾 「長録」という個性の強い書体を、斑入り赤柾に収めた。 |
■上記の駒に関する問い合わせ
酔棋(増山雅人)
Email:suiki@cam.hi-ho.ne.jp
以前に制作を依頼されて、個展当日に依頼者が駒を取りにいらっしゃるのが「依頼の駒」です。下記の2作となります。なお、「作品ライブラリー」に現在掲載している(依頼品)は、駒を引き渡し後に所蔵者(お名前)に変えます。
俊則(花押)島黄楊柾目 依頼者は原本の「駒関連資料館・19俊則(花押)」の所蔵者。 |
長録書ブライヤー玉杢 駒木地となったブライヤーは、依頼者の持ち込みである。 |
すでにおなじみとなった非売品の「水無瀬(第150作)」、第2回個展の記念作「董仙(第250作)」、それと駒木地に独特の魅力がある「宗歩好(第280作)」。これら以外にも、当日に作品は増えるかもしれませんが、いずれも私自身がかなり気に入った駒たちです。そこですでにお譲りした駒ですが、今回お借りして参考出品としてみなさんに見ていただきます。
水無瀬書島黄楊紫雲虎斑 今回の記念作のちょうど半分の150作目の記念作。 |
董仙書中国黄楊虎目杢 「第2回個展」時の250作目にあたる記念作となった「董仙」。 |
宗歩好島黄楊淡雪杢 私が命名した極上の淡雪杢に、名人駒で知られる「宗歩好」。 |
ここで取り上げる展示駒は、いずれも別項で紹介していますので、そちらのページのリンクを張っておきます。
個展会場のプレゼント抽選駒「水無瀬書柾目書き駒(第309作)▼掲載ページへ」、将棋大会A級優勝賞品駒「鵞堂書虎斑盛り上げ駒(第302作)▼掲載ページへ」、将棋大会B級優勝賞品「清安書荒柾書き駒(第304作)▼掲載ページへ」、それに現在第12回オークション駒紹介中の「淇洲虎斑盛り上げ駒(第307作)▼掲載ページへ」です。
ことにオークション駒は、締め切りが個展終了後の4月13日ですから、実物をご覧になってからでも十分入札に間に合います。
「将棋大会」使用駒(リンクは画像のみ)
酔棋の愛用駒の「龍山安清虎杢盛り上げ駒(第195作)」をはじめ、「巻菱湖書虎斑盛り上げ駒(第145作)」「清安書斑入り柾盛り上げ駒(第297作)」「錦旗紅紫檀拭き漆仕上げ書き駒(第242作)」「錦旗柾目書き駒(第263作)」「龍山安清斑入り柾彫り駒(第269作)」などです。
お時間があれば、個展会場にてこれらの駒で将棋を指すのもいいでしょう。手触りといった指し心地も、駒の大事なポイントです。