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▼酔棋制作駒「第4回個展」―たかが駒、されど駒
 のお知らせ

▼「酔棋制作駒『第4回』出品作」
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▼「『駒の詩』第5回オフ会」
 のお知らせ

 

 2001年9月にホームページ『駒の詩』を開設してから、早いもので15年目を迎えています。ありがたいことにこのHPへのアクセス数も、2016年8月現在で22万近くになっています。それだけ多くの駒好きをはじめ、みなさんに認知され支えられてきたことを振り返ると、内心忸怩たる思いがします。
 私(酔棋)が駒を作りはじめたのは、第1作が1977年5月に完成ですから、今年(2016年)で40年近くにもなります。私自身もこんなにも駒を作ることになるとは、夢にも思いませんでしたが、今回の個展の出品作を含めて、2016年10月現在で制作数も406作となります。
 制作数400組を超えたのを記念して、今回の「酔棋制作駒『第4回個展』―たかが駒、されど駒―」を開催することにしました。これからも駒を作りつづければ、いずれ500組も可能かもしれませんが、私自身年齢も重ねていますので、たぶん500組は無理だと考えています。ですから、今回の個展が最後になるかもしれませんので、これまで以上に今後も1作ずつ心を込めて駒を作っていこうと思っています。

 個展役員■増山雅人(号・酔棋)、北田義之(号・如水/「将棋駒研究会」会長)、三上勉(受付・指導将棋受付)、樋村和己(号・道和/根付・撮影

個展開催について

 今回の個展のテーマとした「たかが駒、されど駒」は、かつて私が業界紙に駒のことについて連載した「たかが将棋駒」と、よくいわれる「たかが○○、されど○○」から、思いつきました。そろそろ終活を迎える私の人生を振り返ると、「将棋」とそれに使う「駒」への情熱や思いは半端なものではなかった気がしています。
 また、私の駒の弟子でもあり、ものづくりの師でもあった、今は亡き漫画家・永島慎二さん(▼別項参照)が、よく私に言っていた言葉「増山さん駒で救われるんですよ」が思い浮かびます。これまで何とかやってこられたのも、人生で「駒作り」という没頭できる時間をもつことができたからです。そのことについては、私自身それなりの自負もあり、まさに至福の時間でした。もしも「駒作り」にめぐり合わなかったら、これほどの充実した人生を送れなかったと思っています。ほんとうに私の人生は、「たかが駒、されど駒」そのものだったのです。

■予定している主なイベント
◆プレゼント抽選駒・ご来場者会場くじ
◆飯島栄治七段指導将棋(10月15日のみ)
◆酔棋駒(盛り上げ駒)で将棋を指そう!
◆銘駒鑑定(北田・増山)
◆会場にて「実践!酔棋流書き駒」
◆アタリ根付名入れ
◆酔棋駒資料閲覧(『酔棋字母帳』など)
◆「将棋駒の世界〜歴史とその魅力〜」増山雅人講演(無料/予定10月16日午後2時〜)
◆第5回『駒の詩』オフ会(希望者のみ)

 駒の制作数が100組に到達したとき、1991年「酔棋制作駒個展―棋は鼎談なり―」を開催。また、制作数250組超えを記念して、2005年「酔棋制作駒『第2回個展』―使われてこそ名駒―」(「第2回個展メモリアル」▼別項参照)を開催。2009年「酔棋制作駒『第3回個展―駒の後ろに作者が見える―』(「第3回個展メモリアル」▼別項参照)を開催。それぞれの詳細や模様は別項をご覧ください。
 今回の個展開催に合わせて、「『駒の詩』第5回オフ会」も開催します。そのオフ会の申し込みなどの詳細は最下段をご覧ください。

※少しご面倒をおかけしますが、「第4回個展」の申し込みと、「第5回オフ会」の参加申し込みは、両方おいでになる方も、それぞれ別々にお願いいたします。

酔棋制作駒「第4回個展」
―たかが駒、されど駒―の案内

■開催日時
 2016年10月15日(土曜)、16日(日曜)の2日間
 15日・10時〜18時(「オフ会」は18時30分〜)
 16日・10時〜18時(17時ころに「プレゼント駒」の抽選をします)

■開催会場東京・高田馬場「増山自宅」
 最寄り駅は、JR山手線高田馬場駅(徒歩4分)

 来場申し込みの方に、「第4回個展のご案内(拙宅地図含む)」(添付ファイル)を送付します。また、郵送をご希望の方は、「第4回個展のご案内(拙宅地図含む)」を入れた封筒を郵送(下記参照)いたします。
 以前、拙宅にいらしていただいた方は、事前に申し込まなくても当日にご来場いただいてもかまいません。

■お申し込み
 今回の個展は、下記のフォームからお申し込みいただいたみなさんに、私のほうからあらためて「酔棋制作駒『第4回個展』のご案内」添付ファイルでメールで送らさせていただきます。そこに会場となる「増山自宅」の住所・地図や私の携帯番号も書いておきますので、ご覧になってご来場ください。「ご住所・携帯番号」などは、郵送を望まない方は書いても書かなくてもどちらでもかまいません。なお、「ご案内」があるなしにかかわらず、友人とご一緒にご来場いただいても、もちろんかまいません。
 なお、締め切りは、個展開催の前日(10月14日)までとしますが、郵送をご希望の方は、なるべくお早めにお願いいたします。9月上旬から、順次申し込みいただいたみなさんへ、メールでの「個展ご案内の添付ファイル」か、「個展のご案内」郵送させていただきます。また、郵送が間に合わないと思われる直前の申し込みの方は、メールのみとさせていただきます。
 多くの方々のご来場をお待ちしております。

16日に予定しています「将棋駒の世界〜歴史とその魅力〜」(2015年10月にNHK柏センターで行ったものの再現)をご希望の場合は、ひと言コメントにてそのむねお書きください。人数が少ない場合は、講演を行わないこともありますので、ご了承ください。

「酔棋制作駒『第4回個展』」申し込み
お名前
メールアドレス
ご住所
携帯番号など
ひと言コメント
 

出品作について

 詳細は上記の▼「酔棋制作駒『第4回』個展出品作」から移動してください。今回は、400組目の記念作でありこのHPのトップページに掲載している「源兵衛清安虎杢盛り上げ駒(第400作)」をはじめとする新作・旧作を含め8作が、展示即売の駒となります。
 なお、これらの新作は、従来どおり「酔棋制作駒作品ライブラリー」などにも掲載してあります。即売の駒の他に、参考出品作や「飯島栄治七段指導将棋」に使用する駒や賞品なども、会場にてご覧いただけます。参考出品作とは、私の代表作「水無瀬紫雲虎斑(第150作)」と、今回みなさんにご覧いただくために、以前にお譲りした方からお借りした駒です。作品展示は、全部合わせて32作です。
 また、現在駒紹介中の「第20回駒オークション・玉舟書島黄楊斑入り糸柾盛り上げ駒」も、会場に展示いたします。さらに、高級駒木地(数点)も用意しますので、ご希望の方にはそれらの駒木地での注文も当日お受けいたします。

飯島栄治七段指導将棋(無料)

飯島栄治七段。

■10月15日(土曜日)午後2時〜午後6時
■指導将棋受付・三上勉、樋村和己(撮影担当)
■飯島賞(飯島七段にお任せ)

 飯島七段には、3面指しでお願いしてあります。ですから、指していただける方は10人〜15人は可能と思われます。当日に指導将棋受付(三上勉)にお申し込みください。なお、原則として酔棋制作駒所蔵の方を優先させていただきます。
 こちらでも、飯島七段愛用の「巻菱湖島黄楊根杢盛り上げ駒(第320作)」をはじめ、使用する盛り上げ駒をいくつか用意します。それはそれとして、みなさんもご自分の酔棋制作駒を持参して、それで飯島七段に指してしただくものも記念になるのでいいのではないでしょうか。
 なお、特別賞(飯島七段にお任せ)として飯島七段にも、扇子や色紙などいくつか持参していただく予定です。
 盤駒は全部で4面用意しますから、指導将棋に使っていない場合は、みなさんでお指しください。

 10月16日(日曜日)は一日中、酔棋制作駒(酔棋愛用駒「龍山安清虎杢(第195作)」など)で実際に将棋を指せるコーナー(対局用として4面)を設けます。そこで、酔棋作の盛り上げ駒で、個展役員や友人と将棋を指して、楽しんでください。


個展会場プレゼントについて

駒木地・中国黄楊虎杢

 当選者の方に、この駒木地で「書き駒」か「彫り駒」のどちらかを、ご希望の書体でお作りします。
 あくまでも予定ですが、2016年12月中までに作ってお渡ししたいと思っています。 


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第4回個展ご来場プレゼント駒

 上記の駒木地「中国黄楊虎杢」は、当日会場にいらして抽選に応募(連絡先/お名前、携帯番号かメールアドレスを書き抽選箱に入れて応募する)いただいたみなさんを、16日(日曜)午後5時に厳正なる抽選を行い当選者を決定します。その後、私が当選者と連絡を取り、後日ご希望の「書体」で「書き駒」か「彫り駒」をお作りします。2016年12月中までに作って、当選者にお渡しします。
 個展会場に展示するこの駒木地「中国黄楊虎杢」で作った駒は、「酔棋制作駒プレゼント抽選」の「第13回」に該当します。ですから、当選した方の写真や「喜びのコメント」などは、後日「第13回駒紹介」として掲載させていただくことをお願いいたします。掲載する場合のページは、第1回〜第12回までの「プレゼント抽選 」を参考にしてください。

ご来場のその他プレゼントについて

 個展に訪れたすべてのみなさんに、受付時に抽選(1人1回)していただきます。その「ご来場者会場抽選くじ」(その場でアタリかハズレ)で上記の駒の他にもいくつかプレゼントがあります。下写真の「色紙賞」として「本田小百合女流三段色紙」(2枚)、「中座真七段色紙」(2枚)、「中座七段サイン入り著書」(2冊)、「A賞」として下記に掲載した、『DVD駒を作る』(5枚)、 『NHK駒シリーズCD』(5枚)、拙著『将棋駒の世界』(10冊)、のうちの1品か、「根付賞」として酔棋作の「書き駒根付」(22個)、道和作の「格言彫り駒根付」(22個) など、全部で70名の方にプレゼントします。

本田小百合女流三段提供の色紙。 中座七段提供の色紙。 中座七段の著書『中座の横歩取り』。

  以前から私と交流のある本田小百合女流三段に、今回の個展に向けて色紙(「一歩千金」「切磋琢磨」)を提供していただきました。それを「ご来場者会場抽選くじ」のプレゼントに追加しましたので、当たった方はかなりの幸運です。なかなか達筆な書で、魅力のある色紙です。ちなみに本田三段の達筆を生かすために、「小百合書」(仮)という新たな駒の書体を提供してもらうことになっています。その書で作った駒を、来年には完成させようと思っていますので、本田ファンのみならず楽しみにしていてください。
 また、私と交流のある中座真七段にも、色紙(「道心」「専心」)とサイン入り著書『中座の横歩取り』(2冊)を、新たに提供していただきましたので、さらにプレゼントに追加します。こちらも当たった方はかなりの幸運です。

『DVD駒を作る』 『NHK駒シリーズCD』 『将棋駒の世界』

会場にて、拙著『将棋駒の世界』を持参して、ため書きを望むみなさんは、遠慮せずに私(酔棋)にお申しつけください。合間を見てサインをさせていただきます。

ご来場者プレゼント根付(新たに酔棋と道和が作りました)・名入れイベント

酔棋作の「書き駒根付」6種。 道和作の「彫り駒根付」。

 上写真に掲載した根付は、今回のために新たに作ったものです。先に書きましたように、酔棋作「書き駒根付」と道和作「彫り駒根付」です。それぞれの根付の裏には何も書いてありませんので、クジに当たった方がご自分でお名前を入れます。
 「書き駒根付」(酔棋作)としては、今回のテーマでもある「たかが駒、されど駒」、私の好きな「使われてこそ名駒」「棋は鼎談なり」と、よく作る「バラ」「桜」「チューリップ」の色漆を使った女性向きの根付。それに「彫り駒根付」(道和作)は、将棋の格言を彫っていただきました。 道和こと樋村さんは今回の個展の役員などもしていただき、いろいろとお手伝いしていただいている「将棋駒研究会」の駒作り仲間でもあります。
 当日、会場のイベントの一つとして、「水性アクリル絵の具」(黒と赤)と筆を用意しておきます。それで当たった根付に、みなさんご自身でお名前などを入れてください。漆とは違って、ドライヤーですぐに乾きますので、その場でお使いになれます。

銘駒の鑑定―古い駒などご持参ください!

■駒鑑定・北田義之(号・如水、将棋駒研究会会長)、増山雅人(号・酔棋)
■鑑定時間・10月15日、16日の両日とも期間中

 みなさんの中で、もしも比較的古い駒や作者不明の駒をお持ちの方は、個展ご来場の節にご持参ください。北田義之会長と私で、駒の鑑定をさせていただきます。
 拝見させていただき、資料として役立ちそうと思われる場合は、別項の「駒関連資料館」に、それらの駒の掲載を考えています。
 なお、掲載させていただく場合は、お礼としてお好みの根付をお作りいたします。このホームページをより充実させるのに、ご協力していただければありがたいです。よろしくお願いいたします。

※原則として、現在活躍中の駒師の作は、なるべく避けてください。


実践!酔棋流書き駒・酔棋駒資料閲覧

■増山雅人(号・酔棋)が「酔棋流書き駒」会場にて実践
■『酔棋字母帳』をはじめ駒資料や雑誌などの関連記事を閲覧

 「酔棋流書き駒」を個展会場にて実際に実践し、その作業工程をみなさんに見ていただきます。また、現在80種くらいそろえている『酔棋字母帳』や、『NHK将棋講座』の「駒シリーズ連載」のカラーコピーを閲覧できるようにしておきます。もしもお望みなら、写真などパソコンに入っている資料も閲覧は可能です。

 

オフ会参加締め切りました!

『駒の詩』第5回オフ会開催日時

 これまでに、「『駒の詩』初のオフ会」(2003年11月、詳細は別項「『駒の詩』第1回オフ会実況!」)、「『駒の詩』第2回オフ会」(2005年3月、「『駒の詩』第2回オフ会実況中継!」)、「『駒の詩』第3回オフ会」(2006年10月、「『駒の詩』第3回オフ会実況!」)、「『駒の詩』第4回オフ会」(2009年4月「『駒の詩』第4回オフ会実況!」)を行ってきました。今回久しぶりに5回目の「オフ会」を催すことにいたしました。
 私にとってはそれほど好きなお酒ではありませんが(酔棋という号からお酒好きと誤解されることがよくある)、けっして飲めないこともありませんので、何かおいしいものでも食べながら、私と一緒に駒談議をしてみませんか。
 5回目の「オフ会」も模様もこれまでと同様に、後日あらためて掲載します。そこで当日に、写真やビデオ撮影することを参加するみなさんにはご了承お願いします。
  参加者は、このホームページをご覧いただいている方、または駒に興味を抱いていらっしゃる方なら、どなたでもかまいません。また、お友達とご一緒でももちろんかまいません。ただし参加人数は事前に把握(お店に申し込むために)しておかなければなりませんので、なるべくお早めに下記のフォームから参加をお申し込みください。
 開催日時は、上記で紹介している「酔棋制作駒第4回個展」の初日(10月15日)です。会場は、下記に書いているように拙宅と同じ高田馬場です。参加者には受付のときに、オフ会会場の地図をお渡しします。

■開催日時
 2016年10月15日(土曜日)
 18時半から(約2時間半)

■第5回オフ会会場
 東京・高田馬場「割烹・桂(かつら)」の2階
※JR高田馬場駅から徒歩2分、早稲田通り沿いです。個展会場の拙宅から5分ほど。

■参加費用
 5000円

■参加申し込み締め切り
 前日の10月14日(金曜)

■個展・オフ会に関する問い合わせ
 酔棋(増山雅人)
 
Email:suiki@cam.hi-ho.ne.jp

いい機会ですので、みなさんの参加をお待ちしております。
以上、よろしくお願いいたします。

 

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