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金龍書島黄楊薄虎斑書き駒
第437作
(浅井武夫氏所蔵)


別カット


「玉将・歩兵」のアップ。薄虎が淡く見える。


金龍島黄楊杢彫り駒・影水作
歳月とともに、使い込まれた味わいがまるでわき出てくるようだ。

 ご依頼者の持ち込みの駒木地で作った、「金龍書書き駒」だ。これまでに「金龍」は数々作ってきたが、影水作(右写真参照)を源流にしたものとしては、初作となる。
 ちなみに、影水作とは「名工の轍・宮松影水(1972年没)」(▼別項参照)で取り上げている、昔日の名工の一人だ。このような「金龍」「山華石」の彫り駒は、影水が活躍した当時、おもに将棋道場などで使われたという。右の写真の駒も、そのような経緯をたどってきたものかもしれない。
 先に述べたようにこれまでに作ってきた「金龍」は、木村作を基にした「金龍中国黄楊虎斑書き駒(第426作)」(▼別項参照)や、「書体への誘い・金龍(花押)」(▼別項参照)の中で掲載している「金龍(花押)島黄楊虎斑書き駒(第430作)」などであった。「金龍」そのものの由来などは、それらを読んでいただきたい。
 また、「駒関連資料館」の中の「4金龍(▼参照)・13金龍(▼参照)・27金龍(▼参照)・43金龍(花押)?(▼参照)」これらは、書体の感じと作者はそれぞれでも、同じく「金龍」には変わりがない。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・437」を探してください。

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