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▼酔棋制作駒「第4回個展」―たかが駒、されど駒
 メモリアル2(個展の模様・講演会・第5回オフ会)
▼「酔棋制作駒『第4回』出品作」
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 メモリアル1(個展を終えて・抽選プレゼント駒・飯島栄治七段指導将棋)(▼ここから移動)


個展当日、定価300円で頒布したパンフレット

表紙を入れて、全部で14ページ。それらの一部を抜粋して掲載しますので、興味のある方は大きくしてご覧ください。

◎それぞれをクッリクしてください
巻頭言 
出品作ライブラリー1
全作品リスト1 ▼全作品リスト2・奥付

※全作品リスト(簡略版)をご覧いただけばおわかりのように、最近はともかくかつては「不詳」が多くなっています。私としてもいずれははっきりしたいものと思いますが、当時の記録があいまいでやむをえないことですので、苦笑いしつつも懐かしさもひとしおです。

 

個展の模様(15日・16日)


 10月15日(土曜)・16日(日曜)の両日とも、遠方は北海道や大阪からをはじめ、大勢の人々が会場にいらしていただきました。プロ棋士の方は会場にて指導将棋をしていただいた飯島栄治七段と、 その弟弟子でもある伊藤真吾五段がお見えになりました。伊藤五段は、奥様が駒作りを始めたばかりの初心者でもあり、ご家族もご一緒でいらしていただきました。また、色紙もいただいたので、会場にてプレゼントとして使わせてもらいました。感謝です!
 写真(右上)の奥に座って駒資料を見ている山口さんは、北海道からいらしていただいた駒マニアです。右下の笑顔の3人は、大阪からいらしていただいた「関西駒の会」の古森さん(左)、植村さん(中)、藤井さん(右)です。植村さんは書家でもあり、人気のある駒の書体「魚龍書」でおなじみの方です。

左の「清安書島黄楊斑入り柾盛り上げ駒(第297作)」は、第64期王将戦第4局に使われた駒。右の「清安(花押)象牙書き駒」は酔棋が修復した駒。そのれぞれの詳細は、下の別項をご覧ください。

「清安書(第297作)」(▼別項参照)
「清安(花押)」(▼別項参照)

「玉舟書島黄楊斑入り柾盛り上げ駒(第403作)」は、「第20回オークション」に出品した駒。手前にあるタブレットで、オークションの経過をご覧いただけるようにしました。締め切りは16日の午後9時でした。詳細は、下の別項をご覧ください。

「玉舟書(第403作)」(▼別項参照)


拙著にため書きする酔棋(増山)。 書き駒の駒字転写作業。 書き駒の盛り上げ作業。


  いつも駒作りをしている文机を会場としたリビングに持ち込んで、書き駒の作業を実践してみなさんに見ていただいた。また、拙著『将棋駒の世界』をお持ちした方や購入していただいた方に「使われてこそ名駒」のため書きさせていただいた。悪筆の私でも、喜んでいただけるのはありがたいことです。


 左上下写真は、受付で「抽選くじ」を引き、「駒プレゼント抽選」に応募する方。にぎわっている会場は、右も左もまさに駒マニアです(笑い)。右上写真で受付の三上さんの頭の右に、駒をのぞき込む飯島七段です。下の3枚の写真は、「将棋駒研究会」会長・北田さんによって行われた古駒鑑定です。

駒鑑定をする会長・北田さん。 大阪から来た清水さんが持ち込んだ駒。 大阪に伝わった古い彫り駒。

講演会(16日午後2時から)

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 2015年10月に「NHK文化センター柏教室」にて行った「将棋駒の世界〜歴史とその魅力〜」の講演を、10月16日(日曜)午後2時から1時間半ほど、個展会場にて今回新たに行いました。事前に申し込みのあった方をはじめ会場にいらした方々(15名ほど)に、上記の「講演レジュメ」と「駒・主な駒師簡略年表」をお配りして、私のパソコンで資料画像などを映しながら聴いていただきました。
 この講演会に参加していただいた方の中に、『NHK将棋講座』にて「駒シリーズ(1993年4月〜2000年3月)」(▼別項参照)を書いていたときのNHK出版の編集者である佐藤氏がいらしていただいたので、私自身も当時を振り返りつつみなさんに聴いていただき、感慨深い思いに浸りました。


第5回オフ会(15日午後6時半〜)

「オフ会」に参加していただいた24名(私を含め)のみなさんです!

 初日の10月15日(土曜)午後6時に個展を終えてから、申し込みのあったみなさんと会場(増山自宅)近くの「割烹・桂(かつら)」の2階東京・高田馬場)で『駒の詩』としては5回目となる「オフ会」を催しました。おなじみの個展役員、それに今までも参加していただいたみなさんと今回初めて参加するみなんさんとで、駒談議や将棋談議に花が咲き、あっという間の2時間半でした。参加したみなさんも喜んでいただけたようで、主催した私としてもホッとしています。参加していただいたみなさんに感謝です!

北田さんの乾杯で始まる。 ご挨拶する増山。 贈呈の駒を手に飯島七段。

 恒例の会長・北田さんの乾杯で、宴会は始まりました。私(増山/号・酔棋)もご挨拶させていただき、飯島七段に昇級お祝いの「奥野錦旗島黄楊赤柾盛り上げ駒(第405作)」(▼別項参照)を、この会場にてお渡ししました。その後は、参加したみなさんにもひと言ずつ自己紹介していただき、おいしいものを食べ、飲み、楽しい駒談議・将棋談議で時間が過ぎていきました。

 座席は3つに分かれていましたが、終盤はそれぞれ移動して話したい方と盛り上がっていました。紅一点の女性参加者(左上写真私の対面)は、プロ棋士のイラストでおなじみの荒川さんです。右下の写真でこっち側に向いているお2人は、彫り駒で定評のある蜂須賀さん(号・蜂須賀)と石井さん(号・國蔵)です。

今個展のテーマ。 贈っていたいだいた花の前で。

 個展会場で着ていた私の作務衣は、亡き母親が作ってくれたものです。着ることのなかった作務衣そのものも、おそらく母親も喜んでくれていているかもしれません。
 個展にご来場いただいたみなさん、オフ会に参加していただいたみなさん、個展を支えてくれた役員の駒友のみなさん、ほんとうにありがとうございました。感謝!

▼「酔棋制作駒『第4回』出品作」
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 メモリアル1(個展を終えて・抽選プレゼント駒・飯島栄治七段指導将棋)(▼ここから移動)

 

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