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21回 酔棋制作駒オークション〈駒紹介〉
「芳雨」書き駒

第21回オークションにあたって

 第21回の酔棋制作駒オークションとして、「芳雨書中国黄楊虎斑書き駒」(第417作)を、出品することにいたしました。今回のオークションのために、新たに作った駒です。詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。

 オークションの開催日程は、2017年10月8日(日曜日)21時から開始して11月5日(日曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。

 今回出品の「芳雨」の駒木地は、「中国黄楊虎斑」です。それほど派手な駒木地ではありませんが、今回の書体と漆(朱合+呂色漆のブレンド)には似合っていると思います。「芳雨」の由来などは、「書体への誘い・芳雨」(▼別項参照)をご覧ください。 このくらいの駒木地で私があらためて書き駒を制作する場合は、13万円くらいとなります。今回新たに作って出品するのですが、以下のようにオークションスタート価格は抑えて設定してあります。

 今回のオークションスタート価格は5万円としました。なお、最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。
 なお、別項「BOOK」で紹介している拙著『将棋駒の世界』(▼別項参照)に、ため書き(「使われてこそ名駒」「棋は鼎談なり」「駒の後ろに作者が見える」のどれか)を入れて、落札者には差し上げます。


 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
 落札者が決定する11月5日(日曜日)がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールや電話で決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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落札者は菅原孝悦さん
落札価格は8万1000円

結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください!

第21回オークション駒の紹介!


別カット

芳雨書中国黄楊虎斑書き駒
第417作
・酔棋作


「芳雨」の「玉将と歩」のアップ。漆の色と盛り上げの調子。

 今回のオークション出品作は、「芳雨書」です。先の「書体への誘い・芳雨」をご覧になればおわかりのように、伝説の駒師・宮松影水(「名工の轍・宮松影水/▼別項参照」)の奥様・美水(宮松登美)の書体です。
 「書体への誘い」に掲載した「芳雨書島黄楊斑入り柾(第383作)」(▼参照)以来の2作目となります。どちらとも、「酔棋流書き駒」(▼別項参照)です。その駒の制作のとき、ブレンド漆(朱合+呂色漆/割合は9対1くらい)を使いました。仕上がりが古色を帯びるので、好みでたまにやることがあります。左写真の「玉将と歩」または、上写真の駒銘をご覧ください。写真ではちょっとわかりにくいですが、よく見ると呂色漆とは異なっていることがわかっていただけると思います。
 このオークションも今回で21回目となりますが、すべて違う書体を作ってきました。 また、同時期に開催中の「第14回駒プレゼント抽選」(▼別項参照)もあわせてご覧ください。
  ここで掲載しているよりもさらに大きな写真が見たい方は、「フォトライブラリー」(▼別項参照)へ行って「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」(下のほう)で、作品番号(No.418)をお探しください。

 ※この「芳雨」の現物は、2017年10月21日・22日開催予定の「将棋駒研究会展示即売会」(▼別項参照)にて、酔棋作として出品します。実物を見たい方は展示会場においでください。なお、私(酔棋)は、当日は所用のため不在となりますので、ご用のある方は将棋駒研究会理事・稲垣氏、または三上氏にお申し付けください。のちに、ご連絡いたします。

平箱に入れて送付します。余り歩は2枚です。その他、同封するものとしては、制作駒カード、プリント写真数枚、駒写真を収めたCD。それに、ため書きを入れた『将棋駒の世界』1冊です。



 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、じかにメールをいただくか、掲示板に書き込みしていただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、酔棋独特の完成時に行う「魂入れ」(一局将棋を並べる)はまだしていませんので、落札なさった方が盤に並べて将棋を教えてあげてください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールや電話でのやり取りで、送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、落札駒の写真入りCD、写真(数点)をご一緒に送付いたします。上記のとおり『将棋駒の世界』も進呈いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「第21回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(ニックネームか落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

 

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