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宗歩好島黄楊虎斑書き駒
第465作
(S・N氏所蔵)


別カット

駒木地を仕上げ研磨までし、その後に拭き漆を3回施す。虎斑が際立ち味わいが増す。

「玉将」と「歩兵」のアップ。漆の盛り上がり具合がよくわかる。

 比較的そろっている「虎斑」の駒木地を、上記の写真のように拭き漆を施してから、「酔棋流書き駒」(▼別項参照)で仕上げた。人気のある書体で、これまでにも数多く作ってきた「宗歩好」だ。余分な駒木地があったため、「3玉」にした。
「宗歩好」の由来については、「書体への誘い・宗歩好」(▼別項参照)をご覧いただきたい。毎年春に行われる「名人戦」第1局に、奥野作の「宗歩好」(▼参照)が使用されることが恒例となっている。ネット放映で、使われている駒に注視するのも一興だろう。
 完成した写真を見ると、太字の「宗歩好」だからか、派手な駒木地の「虎斑」もそれほどは邪魔になっていないように思われる。下地の駒木地が、たとえば派手な根杢や色の濃い赤柾でも、「宗歩好」の味わいはさらに深まってくるくらいの力強い駒字だ。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・465」を探してください。

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駒の詩