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巻菱湖島黄楊柾目書き駒
第370作(S・S氏
所蔵)


別カット

「玉将」と「歩兵」の盛り上げ具合。

 クラッシクウェーブといわれる4書体「錦旗」「巻菱湖」「水無瀬」「源兵衛清安」は、このHPに掲載したものをご覧いただいておわかりのように、製法を問わずいずれも数多く制作してきた。HPトップページの300組記念作「巻菱湖書島黄楊虎杢盛り上げ駒(第300作)」(▼別項参照)をはじめとして、そのなかでも最も多く作ってきたと思われるのが、この「巻菱湖」である。書体の由来ついては、「書体への誘い・巻菱湖」(▼別項参照)をご覧いただきたい。
 今回、書き駒の「巻菱湖」を依頼されたとき、前から「書き駒教室」用として「巻菱湖」は絶対に作っておかなければと、常々考えていたこともあり、同時に2組作ることを思いついた。とはいえ、実作業に入ってみると、駒の大きさを2組とも同じにしたり、書き駒の転写作業のときには、「歩兵」などやってやってもなかなか終わらないのである。それは書き駒としての盛り上げ作業まで続いた。
  同時に制作した「巻菱湖島黄楊柾目書き駒(第369作)」は、「酔棋流書き駒1・書き駒教室用」(▼別項参照)に掲載してあるので、そちらもぜひご覧いただきたい。ただし、同じ書体の連作は作る者にとっては、少し飽きがくるので考えものではある(笑い)。

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駒の詩