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『将棋駒研究会会友将棋大会』実況中継!

[会友将棋大会]
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将棋大会その他

将棋大会賞品

賞品となった駒と駒木地。


 「将棋大会」の賞品としては、参加賞(上扇子)もありこの規模の大会ではかなり豪華だと思います。それは会長・北田さんをはじめ、「駒研」にかかわるみなさんがいろいろと賞品を提供していただいたからです。
 各級の優勝賞品は下の2つの駒です。A級準優勝「島黄楊杢」、A級3位「中国黄楊虎斑」、B級準優勝「島黄楊斑入り糸柾」、B級3位「薩摩黄楊斑入り柾」には、それぞれ駒木地(上写真)が賞品となりました。また、会友の高橋正廣さんが提供していただいた「薩摩黄楊杢」駒木地は、特別賞として使わせていただきました。
 さらに「駒研」とも交流のある女流プロ棋士・本田小百合三段からは、色紙や女流棋士カレンダーをいただきました。それは各級の4位などの賞品に使わせていただきました。また、指導将棋でおいでいただいた観戦記者の木屋太二さんからは、棋書もいただきこれも抽選賞品として使わせていただきました。
 今回の「将棋大会」に協力していただいたみなさんにこの場を借りて、感謝とともにお礼を述べさせていただきます。ほんとうにありがとうございました!

A級優勝賞品
宗歩好島黄楊赤目荒柾書き駒・酔棋作
優勝・吉澤大樹氏所蔵

 私(酔棋)の作ったこの駒と下の蜂須賀作は、「作品ライブラリー・宗歩好(第378作)」(▼別項参照)にも掲載してあります。
 事前の予想どおりか、四段相手に飛車落ちでも勝ち抜いた吉澤さんの強さは、まさにプロ級でした。


B級優勝賞品
芳仙島黄楊柾目彫り駒・蜂須賀作
準優勝・村田聖一氏所蔵

 駒界において彫り駒には定評のある蜂須賀薫(号・蜂須賀)さんの作です。書体名の「芳仙」は蜂須賀さんのオリジナル書体です。
 先に書いたように、B級優勝者は私(増山)でしたが、準優勝の村田さんの賞品・駒木地と交換したのです。

賞品授与

A級優勝・吉澤さんと駒の作者・増山。 B級準優勝・村田さんと駒の作者・蜂須賀さん。

 A級優勝者は吉澤六段。元アマ竜王というその強さは、半端ではなかった。まさに「駒研」の最強といって間違いないでしょう。「宗歩好」は吉澤さんの将棋ライフの一助になれば、作った私(増山)としても光栄です。ただしこれからは、将棋よりも駒作りに励んでください(笑い)。2015年9月の例会では、この「宗歩好」でB級優勝者となった私と記念将棋を指すことになっています。
 B級準優勝賞品の駒木地と優勝賞品の「芳仙」とを交換した村田さんは、遠く奈良からの参加でしたがお帰りは満足そうでした。村田さんからおうかがいしたのですが、「ちょうど蜂須賀さんの駒が欲しかったんですよ」とのことでした。これも駒と人とのめぐり合いの一つです。

A級準優勝・石井(敏文)さんは駒木地。 A級3位・遠藤さんは駒木地。 A級4位・稲垣さんは色紙とカレンダー、

 最近になって「駒研」参加するようになった石井(敏文)さんが、A級準優勝賞品の駒木地(島黄楊杢)を獲得しました。将棋と同じように駒作りも有段者になったら、この駒木地でいい駒を作ってください。四段以上も結構参加した今回の大会で、駒落ち戦とはいえ初段の遠藤さんの3位は大健闘でした。駒木地(中国黄楊虎斑)を獲得です。A級4位の稲垣さんは、本田小百合女流三段の色紙とカレンダーを手にしました。

B級準優勝の駒木地を持つ増山。 B級4位・石井さんは色紙とカレンダー。

 先にも書きましたようにB級で優勝した私(増山)ですが、賞品の「芳仙」は村田さんの準優勝賞品「島黄楊斑入り糸柾」と交換しました。この駒木地は、「酔棋制作駒・駒木地リスト」(▼別項参照)に掲載してあります。大阪から参加のB級3位・藤井さんは、新幹線の時間もあり対局が終わってすぐにお帰りになりましたので、後日北田会長より賞品の駒木地(薩摩黄楊斑入り柾)は藤井さんに送付しました。惜しくもB級4位に終わった石井(国蔵)さんは、色紙とカレンダーをゲットです。

指導将棋

櫛田陽一六段の三面指し。 紅一点の高橋さんも挑戦! 木屋太二さんの指導将棋。

 私の古くからの友人である観戦記者の木屋太二さんが、プロ棋士の櫛田陽一六段とご一緒に大会会場に訪れ、お二人で指導将棋を指していただきました。予選と1回戦で負けた参加者や会友のみなさんが、指導将棋に臨みました。勝ち負けは別としても、いろいろと教わるいい機会になったのではないでしょうか。なかでも、ただ一人の女性参加だった高橋さんは、教わりつつも駒落ち制し、下記のように特別賞が贈られました。また、木屋さんが賞品として持参していただいた数冊の棋書も、委員の抽選により参加者にお配りしました。

手合いカードで抽選! 特別賞が高橋さんに贈呈。

懇親会「みろく庵」

会長の乾杯! みんなも乾杯! 乾杯! 対局疲れなのかな。

 将棋大会終了後、打ち上げをかねて懇親会が行われたのは、「和風そば処 みろく庵」でした。 プロ棋士が将棋連盟で公式戦の対局のとき出前をとったりすることで、将棋ファンにもこの「みろく庵」はよく知られています。北田さんの隣にいるグアムから参加のティーブさん(上写真)をはじめ、大会参加者のみならず例会参加の会友も何人かは出席しました。指導将棋を指していただいた、櫛田六段と木屋さんも懇親会にも参加していただきました。
 一日中将棋を指したわけですから、頭の中にはまだ駒が盤上にあるかもしれませんが、そんな疲れも吹っ飛ばして、まずは乾杯です。会長・北田さんをはじめ、大会委員長・三上さん、それにお手伝いの橋浦さん、これといったトラブルもなく無事に大会も終了して、ほんとうにお疲れさまでした! 同じく委員を務めた私(増山)としては、大会に参加してB級優勝という思いもかけないおまけもありましたが、このHPのページをアップすればやっとほっとできます。

会友のみなさんお疲れさま! ここをご覧いただいたみなさんありがとうございました!

[会友将棋大会]
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駒の詩