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13回 酔棋制作駒オークション〈駒紹介〉
「峰」盛り上げ駒

第13回オークションにあたって

 第13回の酔棋制作駒オークションとして、「峰書島黄楊根杢盛り上げ駒」(第312作)を、出品することにいたしました。その駒の詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。
 なお、この「峰」は、2009年4月開催した「酔棋制作駒『第3回』個展」(▼別項参照)のために作って出品し、その後「作品ライブラリー」にて掲載していた駒です。

 オークションの開催日程は、2009年11月29日(日曜日)21時から開始して12月13日(日曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。

 今回出品の書体「峰」の駒木地は、島黄楊根杢です。その根杢の味わいが、「峰」独特の草書と合っているような気がします。「作品ライブラリー」にとして掲載していたときは、35万円でした。あらためて今回出品するにあたって、以下のようにオークションスタート価格は抑えて設定しました。

 今回のオークションスタート価格は12万円としました。なお、最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。
 なお、別項「BOOK」で紹介している拙著『将棋駒の世界』(▼別項参照)に、ため書き(「使われてこそ名駒」「棋は鼎談なり」「駒の後ろに作者が見える」のどれか)を入れて、落札者には差し上げます。また、この「峰」(2月分)も登場する、別項の「第3回個展出品駒カレンダー・2010年度版」(▼別項参照)も合わせて差し上げます。


 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
落札者が決定する12月13日(日曜日)がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールで決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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第13回オークション駒の紹介!

落札者は阿部行信(yuki)さん
落札価格は12万4000円

結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください!

 


別カット
峰書島黄楊根杢
盛りげ駒
第312作


 すぐ上の写真「峰書の玉将」3態は、左から同じ駒の「彫り」「彫り埋め」「盛り上げ」の状態です。写真の角度が一定ではなくても、それぞれの違いがおわかりいただけるはずです。
 この「峰」は、調べてみたら私(酔棋)としては実に15年ぶりの作となります。これを機に、当時の字母紙を使うのをやめて、新たに字母紙をまったく作り直して、「第3回個展」の出品作として新たに作りました。その後、「作品ライブラリー」に掲載していたものを、今回のオークションに出品したのです。
 駒木地も杢が入っているほうが、「峰」の魅力ある「草書」の流れに合うような気がして、根杢を選んだのです。「峰」については、ほとんど資料がありませんので、これまで「書体への誘い」でも紹介してきませんでした。ところが、別項「駒関連資料館・20.芙蓉(峰?)」で紹介しているような駒も見つかりましたので、私(酔棋)なりの推測なども加えて、いずれ「書体への誘い」に「峰」も追加したいと考えています。
 さらに、この駒の拡大写真をご覧になりたい方は、別項「フォトライブラリー」の中の「オークション出品・『峰』(No312)」をのぞいてみてください。

平箱に入れて送付します。余り歩は2枚です。その他、同封するものとしては、制作駒カード、プリント写真数枚、駒写真を収めたCD。それに、ため書きを入れた『将棋駒の世界』1冊、「出品駒カレンダー」1部です。



 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、じかにメールをいただくか、掲示板に書き込みしていただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、酔棋独特の完成時に行う「魂入れ」(一局将棋を並べる)はまだしていませんので、落札なさった方が盤に並べて将棋を教えてやってください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールや電話でのやり取りで、送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、落札駒の写真入りCD、写真(数点)をご一緒に送付いたします。上記のとおり『将棋駒の世界』と、「第3回個展出品駒カレンダー・2010年度版」も進呈いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「第13回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(ニックネームか落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

 

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