奥野錦旗島黄楊柾目書き駒 第415作(麦 志明氏所蔵)
別カット
双玉に、さらに王将1枚追加した。
この「奥野錦旗」の駒木地「島黄楊柾目」は、前作「小野好(第414作)」(▼別項参照)と同様に依頼者の持ち込み駒木地だ。最近ではこのようなケースが多くなった。 書体の「奥野錦旗」については、これまでもかなりの数を制作してきたので、他のところに書いてあることを参考にしていただきたい。「名工の轍・奥野一香(▼別項参照)」由来の書体だから、当然なことに「双玉仕立て」である。とはいえ、余分な「王将」の駒木地があったので、依頼者のお好みでそれも追加で制作したものだ(すぐ上の写真参照)。
「作品ライブラリー」トップに戻る
駒の詩