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源兵衛清安島黄楊柾目書き駒
第380作(K・K氏
所蔵)


別カット

「玉将と歩兵」、漆の感じがおわかりいただけるだろうか。

 もともとこの「源兵衛清安」は、「酔棋流書き駒1―『書き駒教室』用の書き駒(▼別項参照)に掲載し、書き駒のサンプルの一つとして作って手元に置いておく予定であった。というのは、そのページにも掲載していた同じく島黄楊柾目で作った「源兵衛清安(第365作)」(▼写真参照)は、このHPをご覧いただいている方にお譲りしてしまったのである。
 そこであらためてまた「源兵衛清安」を作ろうとしていたところ、お世話になった方に駒を差し上げることになり、好きな書体をうかがったら、「源兵衛清安」ということであったので、ちょうど作りかけのこの「源兵衛清安(第380作)」を贈呈することにしたのである。
 手元に置いておく予定で作る「源兵衛清安」は、不思議なことに譲ったり贈呈したりと、いずれも手放すことになったのである。そこで現在、また新たに「書き駒教室」用として「源兵衛清安」を作っているのだが、この駒はいつまで手元にあるか、私も少し楽しみにしている(笑い)。
 これから作る予定の「源兵衛清安(第382作)」は、盛り上げに使う漆は通常使用している呂色漆ではなく、朱合漆に少しだけ呂色漆を加えたブレンド漆を使うことにしている。いずれ完成したら、先の「書き駒教室」のページ掲載するので、楽しみにお待ちいただきたい。

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