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源兵衛清安島黄楊板目書き駒
第298作(「一歩」吉田純子氏所蔵)


「玉将」と「王将」の裏に、上写真の記念を彫り埋めにして入れた。

パーティー会場にて。右の純子ママは沖縄出身だから、沖縄の踊りをみなさんに披露した。

 別項「あの駒は今・1.将棋酒場『一歩』」で紹介した新宿ゴールデン街にある「一歩20周年のお祝い」に差し上げたのが、この「源兵衛清安」の書き駒である。
 先の「あの駒は今」を読んでいただくとおわかりのように、「一歩10周年」のとき吉田純子ママに「清安根杢盛り上げ駒(第140作)」を、またそれより以前(現在より15年ほど前)に、「淇洲板目書き駒(第117作)」をお店で指していただくように差し上げた。だからこのお店にある私の作った駒は、これで3作目ということになる。
 この「源兵衛清安」は、2008年9月6日に行われた「『一歩20周年』のパーティー」の来客へのプレゼントに使ってもらえればと、新たに作って進呈したものである。ところが、お店で毎日のように使っていた先の「淇洲」が年数も経たのでかなり傷んできたこともあり、この「源兵衛清安」もやはり店で使いたいというお客さんが多く、結局お店で使われることになったわけである。
 そうはいっても、これまで使ってきたこれまでの「淇洲」にも愛着をもっている方も多く、「もう少しひどくなったら直してほしい」と純子ママは言う。そこで差し上げた私としても、傷ついたこの駒も何とかしようと思っている。
 これをお読みのみなさんも、もしも機会があったなら、「一歩」に行ってこれらの駒で一局いかがだろうか?

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駒の詩