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寉園書薩摩黄楊斑入り柾彫り駒
第288作(嶋田和英氏所蔵)


アップの「玉将」で、彫りの雰囲気をわかっていただけるだろうか。

 この駒を含めて、「寉園」は今までに計3作を作った。最初の作は、現在と駒字もかなり異なっているので、2006年に書体を作り直してからは、「オークション」に掲載した盛り上げ駒(第271作)に次いで、2作目となる。
 もともと「寉園」は、「名工の轍・木村文俊」の木村独自の駒字であったことは、よく知られている。表が隷書で、裏がオーソドックスな草書という、どちらかというと変わり種の書体に入るだろう。
 駒木地となった薩摩黄楊斑入り柾は、駒裾の角度が鈍角、やや縦長で肉厚なところは、少し「木村形」にも似ているので、「寉園」にはちょうどいいのかもしれない。

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駒の詩