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酔棋好薩摩黄楊波杢彫り駒
第256作(由川一徳氏所蔵)


右の2つが玉将、左の2つが歩兵。それぞれの右側がこの「酔棋好」で左側が通常のもの。厚さが約1.5倍はある。

 この「酔棋好」は、2つの点で特注品である。
 まず書体の「酔棋好」についてであるが、同じく「作品ライブラリー・酔棋好(第236作)」で掲載しているものとは、駒の裏字が異なっている。
 つまり、別項「書体への誘い・酔棋好」をご覧いただければおわかりのように、この第256作は、依頼者の強いお好みにより「酔棋好の初期バージョン」で作ったものである。
 次に駒木地も特注品である。上の駒尻の写真をご覧いただければおわかりのように、駒の厚みが通常の駒木地より、約1.5倍ほどある。
 ご存じのように私(酔棋)は駒木地を制作していないから、依頼者に木地師の方を紹介してそちらで作っていただいた駒木地なのである。
 ちなみに、その杢の感じから「波杢」と表記したが、別表記としては「縮み杢」というのもよく知られている。

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駒の詩