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漫画家・永島慎二駒語録

永島慎二

イラスト/永島慎二作

◆1937年、東京に生まれる
◆代表作『漫画家残酷物語』『フーテン』など多数
◆永島氏の主な趣味
 パイプ製作・ヘラブナ釣り・古銭収集・鉄道模型製作・錦鯉・将棋駒制作・紙飛行機製作、など多数
◆仕事(漫画・挿絵)以外でも、基本は「モノ創り」
◆「団賛書」「永島書」「永島略字」の駒書体を創る
◆2005年、逝去。享年67歳

※別項「永島慎二レクイエム」参照


「『趣味』という言葉を分解すると『走り取る味』となるんです」
「ただごとならない世界」(駒作りの世界を指して)
・「多くの奇変人」
(駒作りの人々を指して)
・「うまいとか上手を超えた『よい世界』」
(駒を見る目のひとつ)
・「いい駒は傷のように彫ってある」
(木村作の駒を称して)
・「ハンドメイドの豊さ」(将棋駒の道具を超えた魅力を指す)
・「本当にいい駒とは、技術的なうまさではなく、駒の後ろにその作者の影が見えてくる」


団賛書黄楊杢盛り上げ駒・酔棋作
/第212作(永島氏所蔵)
(画像をクリックすると拡大します)

この駒銘は、「団賛書」。 「酔棋作」ともに永島氏が 書き起こしてくれた。

※「団賛」(ダンサン)とは、永島氏の古くからの別称で、「人々が多く集まってくる」ということを意味する。永島氏の創作の書体を、私(酔棋)がパソコンで加工し字母紙として仕上げ、永島氏の引っ越し祝いに制作した。
 漫画家の永島氏らしい、独特の味わいをどこまで出すことができただろうか? ご覧になる方の判断以まかせたい。ときにはこのような駒こそ、駒作りの本来の楽しみかもしれない。

 

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