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龍山安清島黄楊斑入り柾書き駒
第462作
(池田登志男氏所蔵)


別カット

「玉・歩」のアップ。拭き漆仕上げした斑入り柾がかなり色合いが増した。


 今回の依頼作は「龍山安清」である。同書体の初作は「作品ライブラリー・龍山安清島黄楊虎杢盛り上げ駒(第195作)」( ▼別項参照)に掲載しており、長年使っている私(酔棋)の愛用駒なのは、拙著『将棋駒の世界』(▼別項参照)の巻頭に掲載しているので、みなさんもご存じだと思う。また、拙宅で将棋を指すのに一番使っているのが、この愛用駒だ。
 今回の依頼者の池田登志男氏は、駒研の仲間でもあり号・三升で知られている駒師でもある。余分な駒木地があったので、「3玉」仕立て( 別カット参照)にした。「斑入り柾」の持ち込み駒木地で作ることになったので、前からやってみようと考えていた、拭き漆での「書き駒」の目止めだ。試しにやってみると、駒木地自体の色などの味わいはかなりよくなったが、目止めに少し問題が発生したかもしれない。というのは、「書き駒」の漆がやや流れるような気がする。とはいえ、この拭き漆での目止めは続けてやってくつもりで、少しずつ改善しよくしていこうと思っている。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・462」を探してください。

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