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俊光(花押)島黄楊柾目書き駒
第457作
(湯川悦道氏所蔵)


別カット

「双玉」のアップ。たっぷりとした漆盛り上げ。


 江戸期の御城将棋に使われたと思われる「俊光(花押)」が、今回の依頼作だ。
 この書体の原本となったのは、「駒関連資料館・15 俊光(花押)俊光作(?)」(▼別項参照)で、長い歳月により漆が摩耗した歴史的な駒だ。またこの書体の由来などの詳細は、「書体への誘い・18 俊光(花押)」(▼別項参照)をご覧いただきたい。古い駒は双玉(上写真参照)仕立てが多いので、それにならった。本来ならこの類の古い駒は、現代とは違い駒形がかなり肉厚で作られていた。
 今回の作で、この書体の酔棋作は3作目となった。ちなみにこの駒は、通常の駒形で作ったのだが、それほどの違和感は生じなかった。歴史の重みが少しでも表現できれば、という気持ちで制作に臨んだ。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・457」を探してください。

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駒の詩