- 酔棋

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巻菱湖書薩摩黄楊向日葵杢盛り上げ駒
第235作(盤駒店へ)


玉将と王将の裏。 金将2枚の裏。

 

書体は、「第5回オークション」に出品した「薩摩黄楊稲妻杢(第233作)」とまったく同じもの。
 駒木地も同じく薩摩黄楊で書体は同じであるのに、木地取りの違いでかなり別な感じに見える。そんなところも、駒の魅力の一つなのだろうか。
 下段の左写真は玉将と王将、右写真は金将2枚の裏である。それぞれをよく見ていただくとわかるが、まるで大きな向日葵(ひまわり)を右から日差しが照らしているように見えてくる。当然なことに表は、木目が逆向きにそろって同じように照らしている。
 そこで、この駒木地を少ししゃれて、「向日葵杢」と私(酔棋)は名づけてみたのだが、いかがだろうか。

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駒の詩