玉将と王将の裏。 | 金将2枚の裏。 |
書体は、「第5回オークション」に出品した「薩摩黄楊稲妻杢(第233作)」とまったく同じもの。
駒木地も同じく薩摩黄楊で書体は同じであるのに、木地取りの違いでかなり別な感じに見える。そんなところも、駒の魅力の一つなのだろうか。
下段の左写真は玉将と王将、右写真は金将2枚の裏である。それぞれをよく見ていただくとわかるが、まるで大きな向日葵(ひまわり)を右から日差しが照らしているように見えてくる。当然なことに表は、木目が逆向きにそろって同じように照らしている。
そこで、この駒木地を少ししゃれて、「向日葵杢」と私(酔棋)は名づけてみたのだが、いかがだろうか。