彫るのに堅い薩摩黄楊の根杢を、呂色漆ではなく木地呂+呂色（茶色みを帯びた漆）を使い、面取りも比較的多く取り、何から何まで自分好みに仕上げた。 もともとは、奥野作の「錦旗」（サンプル字母紙）の彫り駒をかつて実際に拝見したときに、同じ味に仕上げてみたいと思ったのが始まりだった。
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駒の詩
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