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「将棋駒研究会」展示即売会(2010年11月13日・14日)/開催会場メモリアル

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会場入り口に貼ったポスター。

 私(酔棋)が所属している「将棋駒研究会」会員による手作りの将棋駒(彫り・彫り埋め・盛り上げ・駒木地)の展示即売会が、2010年11月13日(土曜)・14日(日曜)の両日に開催されました。その模様をここで紹介いたします。
 「将棋駒研究会」では、『駒のささやき』(▼別項参照)を発刊した1996年(平成8年)以降も、1998年(平成10年)、2003年(平成15年)、2007年(平成19年) と数年間隔で展示即売会を開催してきましたが、今回は従来の東京・高田馬場ではなく、東京・恵比寿の『エビス・ギャラリー コウゲツ』が会場となりました。 駅に近く、とてもきれいな場所ですので、これからも引き続き「展示即売会」を開催するかもしれません。
 多くの会友の作品をはじめ、私(酔棋)も新作も含めて数作出品いたしました。それらの作品(全約60作)は、上記の「会友出品作」で一部を紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。駒好きのみならず、将棋の好きな方、または物作りや芸術・工芸などに興味のある方、多くのみなさんのご来場していただきました。
 「将棋駒研究会」会長の如水(北田義之)や酔棋(増山雅人)をはじめ、多くの駒作り仲間も日程期間中は会場に詰めて、「銘駒の鑑定」や駒に関する質問、各駒師への制作依頼など、駒に関することにいろいろと応じました。また、会場にて手作り駒で「将棋を指せるコーナー」も設けましたので、訪れたみなさんと会友などが、実戦を楽しみました。私も愛用の「龍山安清(第195作)」(▼別項参照)を持参しましたから、それで数局指しました。
 開催日両日は、会場にてご来場者に抽選していただき、手作り駒や手作りの根付が当たるイベントも行いました。その結果や模様は、上記の「会場抽選プレゼント駒など」で紹介しています。

 

会場メモリアル

受付の三上さんと池田さん(号・三升)。 駒作りの実践を眺める。
会長の北田さん(右)を囲み駒作り談議。 拙著にため書きする私(号・酔棋)。

駒鑑定に持参していただいた駒

菱湖書島黄楊根杢盛り上げ駒・龍山作

 ご来場者が、珍しい駒を持参していただきました。
 これまで私も30年以上駒に携わってきましたが、実物を拝見するのは初めてのことでした。現在、マニアに人気を博している書体の一つ「菱湖(巻菱湖)」の源流といってもいい駒です。
 詳細は「名工の轍・豊島龍山」(▼別項参照)のトップに新たに掲載いたしましたので、そちらをご覧ください。



「手作り駒で指そう」のコーナーで指しました

 左は、自作の「龍山安清」で池田さんとの一局。同じくらいの棋力なので、熱戦でからくも私が勝利することができました。
 右はご来場者との一局。使った駒は蜂須賀さん作の「水無瀬」で、飛車落ち「お神酒指し」の裏定跡でこちらも何とか制しました。

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駒の詩