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龍山安清島黄楊柾目彫り駒
第258作(蛸島彰子氏所蔵)


通常の王将と玉将のほかに、双玉の組み合わせができる。

 女流プロの草分けとして知られる蛸島彰子五段が、観戦記者でおなじみの木屋太二氏とご一緒に、別項の「第2回酔棋制作駒個展」(2005年3月)にご来場いただき、そのときに依頼された駒が完成した。
 私(酔棋)の愛用駒(別項「龍山安清・第195作」)を見て、玉将が1枚余分なのを気に入り、同じ書体で彫り駒を依頼されたものである。学生の研究会などで使用するとのことで、どちらが王将を持つのか気になるときには、双玉で指せるのがとてもいいとのことであった。
  先の木屋氏とご一緒に完成駒を取りに拙宅にいらしたときに、私と蛸島五段の指し初めの記念対局(左写真)となった。
 「指しやすい駒ですね」と蛸島五段に言っていただき、まさに作者冥利に尽きるひと時だ。

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駒の詩