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「将棋駒研究会」の案内!

 

 私(酔棋)が所属している「将棋駒研究会」の活動などを、ここに紹介します。
 現在より30年以上前から、自作の手作り駒の普及や会員の作品の展示会などの活動を目的とし、いくつかのアマチュア駒作りの会が発足・消滅を繰り返してきました。
 そのような潮流を踏まえて、東京・目黒在住の北田義之氏が、1986年に「将棋駒研究会」を主宰するようになったのです。初期のころは、北田家へ3か月に1回駒作り仲間が集合し、駒作りの情報や駒談議をするのが唯一のルールで、会費も会報もない自由闊達な活動を行ってきました。私も、北田氏とは以前から知り合いでしたので、1988年ころから参加するようになりました。
 現在、会員も駒作りを実際にやっている方だけでなく、駒の収集家などをはじめ、駒好き・将棋好きならどなたでも参加できる、門戸の広い集まりが「目黒区民センター」で3か月に1回行われています(詳細は下記参照)。
 やがて「将棋駒研究会」の有志による「駒研出版会」で、別項でも紹介している本の『駒のささやき』やDVD/ビデオ『駒を作る』などの制作も手がけ、販売するようになったのです。
 これからも「将棋駒研究会」の展示即売会などで、このHPをご覧いただいているみなさんと、私も含め「将棋駒研究会」の仲間たちともお会いする機会もあるかもしれません。その節は、遠慮しないでぜひお声をかけてください。駒に関する質問や相談には、できるかぎり応じてくれることでしょう。


「将棋駒研究会」
〜目黒区民センターのある日

「将棋駒研究会」の例会は、和室で行われることが多い。常時10〜20人が参加。

でき上がった会員の作品を、お互いに品評し合ったりする。
会員のみなさんと駒談議中の会長・北田氏(中)。見た目よりもやさしい!
私(酔棋/左)と話している福島県の郡山から参加の佐藤氏(号・幸水)。
収集家・三上氏(左)と『駒を作る』監督の荒川氏(号・晃石)との対局。

「将棋駒研究会」の定例会が行われる
「目黒区民センター」の地図

定例会/現在、不定期(会友にお知らせ)
午後1時〜5時まで
会場費/500円

 駒好き・将棋好きの方なら、駒作りを実際にしなくても、どなたでも参加できます。また会報もなしで会費もなしです。ただし、上記掲載の会場費(500円)だけを負担していただきます。上記の時間内なら、いつでも参加・帰宅も自由です。
 会場の「目黒区民センター」は上記の地図を参照してください。だいたい例会は、上記の期日に和室で行われることが多いですが、まれにその日がとれないときには、日程と部屋が変わることもあります。初めての方は、必ず下記の問い合わせ先まで事前にご連絡のうえ、参加してください。

「将棋駒研究会」の問い合わせ先

「将棋駒研究会」主宰・稲垣忠之
稲垣忠之メールアドレス:ina6.6v@gmail.com


「将棋駒研究会」展示即売会
(3年〜5年間隔で開催)

50組以上の手作り駒が、会場に所狭しと並べられる。
1998年11月に行った展示即売会の看板。

会場には地方からも,駒好きがたくさん集まってくる。


ご来場いただいたみなさんありがとうございます!

2003年11月22日・23日
「将棋駒研究会」展示即売会

開けたばかりの会場も、待ち切れないお客様が訪れる。

  東京・高田馬場の「ギャラリー麦」で、「将棋駒研究会」の展示即売会が行われました。左の写真は、会場の前に掲げた会員(荒川清晃氏)の製作による看板です。
 このホームページをご覧いただいているみなさんも、遠くからたくさんご来場いただきました。この場を借りてお礼を述べるとともに、その模様の写真を掲載し、ここで少しご紹介します。
 出品作は、会員の手作り駒が69作、それ以外の駒が14作、ほかに杉亨治氏制作の駒木地が数点と、奥山正直氏制作の駒箱10点、平箱2点などでした。別項「永島慎二レクイエム」で紹介している漫画家・永島慎二氏(2005年没)も、以前作った作品を急きょ出品しました。
 まだ飾り付けが完全にすんでない開けて間もない会場にも、待ち切れないお客様が訪れました。開催の両日は、まさに駒好きにとってはいい一日だったのかもしれません。
  なお、展示会初日に行われた「『駒の詩』第1回オフ会」は、そちらをご覧ください。

会場は、右を見ても左を見ても、駒、駒、駒! 駒好きにはまさにたまらない光景。

会場で販売した今回の作品目録。 奥山氏制作の駒箱(左)と杉氏制作の駒木地。
とりあえずは記帳してから。 永島氏はこちらから記帳。
壁際に駒がズラリと並ぶ。 デジカメで駒を撮影する人も。
会場で販売された『駒のささやき』と『駒を作る』(DVD/ビデオ)。 私のノートパソコンで、DVDを実際にお見せした。
会場の奥で、会長とお話ししながら一休み。 それぞれの作品を手に、永島氏と私(酔棋)。

 世相(不況)を反映してか、バブルのころとは様変わりして、今回は低価格の駒を購入なさった方が多かったようです。
 みなさん、ほんとうにありがとうございました。

「駒研出版会」の活動

 「将棋駒研究会」の有志で運営しているのが「駒研出版会」です。もともとは『駒のささやき』を制作するのを目的としましたが、その出版後も、別項で紹介しているDVD/ビデオ版『駒を作る』の制作など、下記で紹介するようにいろいろと活動をしています。

左から初版(草色)、2刷(光沢緑)、3刷(光沢赤)、4刷(光沢紺)と、それぞれ色分けされた表紙です。 第9回将棋ペンクラブ大賞特別賞に『駒のささやき』が輝き、贈呈式に出席した会長と私。
『駒を作る』のメーキング。撮影は北田宅で。 ライティングには非常に苦労しました。
「駒研出版会」のメンバーで、2002年10月に箱根に旅行。 旅行のお決まりとして、宴会のあとは将棋と麻雀。

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駒の詩