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水無瀬島黄楊虎斑書き駒
第449作
(石塚明彦氏所蔵)


別カット

「王将・玉将」の表。柔らかい「水無瀬」の盛り上げ具合。

「王将・玉将」の裏。比較的上品な「虎斑」が見られる。

 私が通常作る影水作を原本とした代表作「水無瀬島黄楊紫雲虎斑盛り上げ駒(第150作)」(▼別項参照)とは異なって、今回は静山作を原本とする「水無瀬」である。通常の「水無瀬」はこれまでに何作作ったか忘れるくらいだが、こちらのタイプの「水無瀬」は全部で3作目となる。
 もちろん依頼者のお好みでこちらになったわけだが、それらの違いはところどころがやや派手な表現なのが「影水タイプ」、やや抑え気味で柔らかな表現なのが「静山タイプ」といえるだろう。よく見られる書体、たとえば「錦旗」「菱湖」などでも原作者によって表現がやや異なっているものだ。
 駒に詳しいマニアが、このあたりのこだわりをもっていることは実に興味深い。
 
※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・449」を探してください。

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駒の詩