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錦旗島黄楊柾目書き駒・ミニ盤駒セット
第481
(平野敏郎氏所蔵)


別カット

上記の駒が収めれている駒袋・盤・駒台のミニセット。


A4サイズのノートパソコンケース。これに上記のグッズがすべて入っている。

左が通常の大きさの「歩兵」。右の「王将・歩兵」がミニ駒(通常の70%)。



 2025年5月に予定している「酔棋駒友将棋大会」のA級優勝者の賞品が、今回の「錦旗島黄楊柾目書き駒(第481作)」だ。先の将棋大会は、参加者全員が私の制作した駒を持参し、それで対局し、のちに打ち上げをするちょっと変わった将棋大会である。この詳細は、開催後にあらためて別ページで紹介するつもりだ。
 今回のこのようなミニ盤駒セットを作るようになったきっかけは、下記で紹介する樋村和己氏(号・道和)が、ミニセット(道和作の彫り駒)を作って拙宅に持ってきたことが始まりであった。そこで私(酔棋)が、「ためしに書き駒を作ってみるよ」と彼に言って、1セット(樋村氏が作ったミニ駒木地)を預かって最初に作ったのがこの作品であった。
 その後、私が先の将棋大会を主催することになり、その賞品としてこの「錦旗」を出品することになった。いつの間にやら参加者も増え、クラス別の将棋大会となり、これらのミニ盤駒セットが3作必要となったのである。
 ちなみに、通常私がよく作る「錦旗」は、宮松影水作「名工の轍(▼別項参照)」が源流であるが、今回の「錦旗」は、豊島龍山作「名工の轍(▼別項参照)」が源流である。全体的に少し穏やかなのが特徴でもある。



瑞光書島黄楊板柾彫り駒・ミニ盤駒セット
道和
(武澤政博氏所蔵)


                  
                                   別カット

上記のミニ盤駒セットが収められているバッグ。

「瑞光」の「玉将・歩兵」彫りがよくわかる。

 この「瑞光島黄楊板柾彫り駒」は、道和作である。彼の作の彫り駒を私が買い上げて、先の将棋大会のB級優勝者の賞品としたもの。
 上記でも書いているように駒師・道和は、樋村和己氏のことで「将棋駒研究会」の仲間であり、私の三番弟でもある。他のページでも、たびたび樋村氏は登場しているので、ご存じの方も多いはず。私が透析生活となり彫りができなくなり、最近の盛り上げには樋村氏に彫りを頼んでいることは、よく知られていると思う。
 かつての「将棋駒研究会」の会長でもあった北田義之氏が、駒木地制作道具や治具を樋村氏に渡し、現在では駒制作だけではなく、彼は駒木地も制作するようになった。その経緯を経て、彼は盤にも精通しているので、今回のミニ盤駒セットを考案したのである。先のようなバッグに入れて持ち運べば、旅行するときに車内や、旅先でもどこでも本格的な盤駒で将棋を楽しむことができるのだ。また、自分の机などにこのミニ盤駒を飾れば、ちょっとしたオブジェとしてもおもしろい。だから、今回の賞品に私は使ってみたのである。いろいろな人に広まれば、私としてもいいと思っている。
 ちなみに「瑞光書」は、かつて大阪の深彫りで知られる駒師・駒権(「駒関連資料館・42竜司島黄楊柾目彫り駒・駒権作」▼別項参照)の書体の一つ。このような隷書体は珍しい。


※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「ミニ盤駒セット・481」を探してください。

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