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王羲之島黄楊虎斑書き駒
第456作
(平野敏郎氏所蔵)


別カット

「玉将・歩兵」アップ。上品な虎斑。


 今回の「王羲之」を依頼された方は、先に別な駒師の「彫り埋め」の「王羲之」を手に入れて、それを普段使いとして指していた。その後、私(酔棋)と知り合い、「書き駒」の「王羲之」も欲しくなって依頼してきたのである。
「王羲之」は、中国の書聖と称された書家だ。それが駒の書体となった由来などは、「書体への誘い・王羲之」(▼別項参照)をご覧いただきたい。そこに掲載した「王羲之島黄楊柾目書き駒(第341作)」の他に、「第19回オークション・王羲之中国黄楊虎斑書き駒(第384作)」(▼別項参照)など、これまでに数作は作った書体でもある。
 写真を見ておわかりのように、比較的そろった上品な「虎斑」の駒木地だ。流れるような「王羲之」の筆致が、「虎斑」と相まっていい味わいとなっている。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・456」を探してください。

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駒の詩