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鵞堂島黄楊虎斑書き駒
第447作
(平野敏郎氏所蔵)


別カット

「玉将・王将」の表。

「玉将・王将」の裏。

記念対局。 ▲拡大

 どちらかというと派手ではなく落ち着いた「虎斑」(持ち込みの駒木地)で、実戦向きで指しやすいと思われる。その味わいは、すぐ上の「玉将・王将」の写真をご覧いただきたい。
 今回の「鵞堂」は、クラシックウエーブといわれる4書体(錦旗・水無瀬・菱湖・源兵衛清安)に次いで人気のある書体の一つでもある。この書体そのものの由来は、「書体への誘い・鵞堂」▼別項参照)を参考にしていただきたい。ただしそこに掲載してある駒は静山作が源流で、現在私(酔棋)は影水作を基に変更している。その違いを比べるとかなり微妙だが、わかる方にはわかるはずだ。
 所蔵者とは、通常は私の上手二枚落ちで指すことが多いが、駒が完成した際の記念対局は、すべての駒を使うという意図のもと、平手での対局となった。左写真の局面(先手・所蔵者VS後手・私)は、先手の四間飛車に私が▽4五歩から仕掛けたところ。これで新しい「鵞堂」も、将棋の魂が入ったことだろう。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・447」を探してください。

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駒の詩