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龍山安清島黄楊根杢書き駒
第442作
(斎藤 浩氏所蔵)


別カット

表に「棋は鼎談なり」の根付(裏・名前)を作った。

 2019年に開かれた「将棋駒研究会」の展示会に来場いただき、その後依頼されたのが今回の「龍山安清島黄楊根杢書き駒(第442作)」だ。すぐ上の写真の根付「棋は鼎談なり」(「棋は対話なり」をもじった私の造語)を、依頼者に作って差し上げた。
 依頼者は私(酔棋)が長年愛用している「龍山安清島黄楊虎杢盛り上げ駒(第195作)」(▼別項参照)にひかれ、同じ書体で新たに書き駒を頼まれたのである。ちなみに、その私の愛用駒の写真は下に掲載したので、別項とともに参照していただきたい。
 この「龍山安清」という書体は、もともとは「豊島龍山」(「名工の轍・豊島龍山」/▼別項参照)の「安清」をもとに私が新たに字母紙を作り、『酔棋字母帳』に加えたものだ。その経緯から「龍山安清」と私が命名した。制作した1999年当時、駒木地見本のようなすごい虎杢が手元にあり、自らの愛用駒としたものである。
 久しぶりに作った今回の「龍山安清」は、前述した当時を私に喚起させた。最近では将棋を指す機会が減り、あまり使われることがなく、下の駒も寂しがっているかもしれない。

酔棋愛用駒「龍山安清島黄楊虎杢盛り上げ駒(第195作)」。

※もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」(▼参照)で、「作品ライブラリー・442」を探してください。

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