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第9回 酔棋制作駒オークション〈終了〉
「錦旗」彫り駒


第9回オークションにあたって

 第9回の酔棋制作駒オークションとして、「錦旗島黄楊虎斑彫り駒」(第279作)を、出品することにいたしました。その駒の詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。
 オークションの開催日程は、2007年5月11日(金曜日)21時から開始して5月20日(日曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。
 今回の「錦旗」の駒木地は、ある知り合いの駒師の方から『将棋駒の世界』出版のときにいただいたものです。淡い虎斑で派手さはありませんが、使い込めばいい味わいになってくると思います。ただし、このような虎斑は意外と漆がしみやすく、使うのには問題ないのですが、少し漆のにじみが出たものもあります。そのこともあり駒木地のわりには、スタート価格をやや抑えぎみにしてあります。それらを考慮に入れて、オークションに参加してみてください。
 以前、「オークション出品駒」について書かれた掲示板への書き込みも参考に、「錦旗の彫り駒」を作りました。駒好きなら必ず1組は所有しているといわれるほど、「錦旗」はオーソドックスな書体です。

 みなさんが参加しやすいように、柾目を使った通常の彫り駒と同じく、オークションスタート価格は3万円としました。実戦でビシバシと指して、この駒をいい味わいに育ててください。なお、最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。
 なお、別項で紹介している拙著『将棋駒の世界』に、ため書きを入れて落札者には差し上げます。


 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
 落札者が決定する5月20日(日曜日)がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールで決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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第9回オークション駒の紹介!

落札者は佐々木司さん
落札価格は10万1000円

佐々木さんはニックネーム「孤蓬万里」さんで、山形県在住の方です。
結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください!


別カット

錦旗島黄楊虎斑彫り駒
酔棋作(第279作)

 別項の「書体への誘い・錦旗」でも書きましたように、「錦旗で始まり錦旗で終わる」といわれるくらい、駒の書体としてはよく知られています。淡い虎斑に納まった彫り駒の「錦旗」で、上にも書きましたように実戦向きと思われます。ですから、なるべくなら日常的にお使いになる方に落札していただけることを、作者としては願っています。
 最後の仕上げとして、ロウ磨きもかけてあります。その何ともいえない手触りも、お楽しみください。さらにこの駒の拡大写真をご覧になりたい方は、別項「フォトライブラリー」の中の「オークション出品・『錦旗』(No.279)」をのぞいてみてください。

平箱に入れて送付します。余り歩は2枚です。



 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、じかにメールをいただくか、掲示板に書き込みしていただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、完成時に酔棋独特の「魂入れ」(一局将棋を並べる)で将棋を教えてありますが、あとは落札なさった方がじっくりと育ててください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールや電話でのやり取りで、送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、落札駒の写真入りCD、写真(数点)をご一緒に送付いたします。今回は『将棋駒の世界』も、進呈いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「第9回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(ニックネームか落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

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