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奥野錦旗島黄楊杢彫り駒
第422作
(Y・M氏所蔵)


別カット

双玉に「王将」を加えた。

 この「島黄楊杢」の駒木地は、たぶん依頼者がネットで入手し、「奥野錦旗彫り駒」を頼んできたもの。最近では、このようなご依頼がすっかり多くなった。
 「奥野錦旗」は、もともと「奥野一香」(▼別項参照)由来だから、「双玉」が基本である。送られてきた駒木地には、「玉形」が3枚あり、依頼者の希望で「王将」(上写真参照)を1枚さらに加えた。先の「奥野一香」のページの最後に、少しだけだが「奥野錦旗」の由来にもふれているので、ご覧いただきたい。
 本来は双玉仕立ての書体も、余分な「玉形」の駒木地があれば、「王将」を加えて作ることがある。ちなみにこれから依頼されている3作先まで、同様に「王将」を1枚加えて制作することになっている。ふだん「王将」使っている方(上手や年長者)にとっては、「双玉」だとなじみにくいのかもしれない。

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