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宗歩好島黄楊柾目彫り駒
第299作(小林さとみ氏所蔵)


「宗歩好」らしく、ややざっくりとした彫りが画像からわかるだろうか?

 人気のある書体だからか、制作依頼されることが比較的に多い、「宗歩好」である。この書体の源流については、別項「書体への誘い・宗歩好」をご覧いただきたい。
 「作品ライブラリー・淇洲(第293作)」に引き続き、同じ依頼者から今度は「宗歩好」を頼まれた。両者を比べてみていただくと、駒形の微妙な違いがおわかりかと思う。つまり、今回の「宗歩好」のほうが、やや縦長の駒形で俗にいわれる奥野形(「宗歩好」の開発者・奥野一香の駒形)に近いのである。一度に2組依頼されたときに、たまたまこの駒木地が手元にあったもので、こちらのほうが「宗歩好」には合うと考え、それに見合って制作したのである。
 先に作った「淇洲」の完成時に、小林さんと私(酔棋)は恒例の「魂入れ」の対局を指した。その対局は「空中戦」の戦いで、中盤で私に見落としがあり負かされている。
 今回の「宗歩好」の完成時の対局では、前局の雪辱を期すために、先手の私はじっくりとした戦形持ち込んだ。
 その将棋は、別項「『駒の詩』関連棋譜」(日付/2008年8月17日)に掲載してあるので、そちらをご覧いただきたい。

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駒の詩