# ---- Kifu for Windows V6.00 棋譜ファイル ---- 開始日時:2012/10/12(金) 22:01:12 終了日時:2012/11/02(金) 20:41:28 手合割:平手   先手:三上勉五段 後手:増山雅人四段 手数----指手---------消費時間-- *『駒の詩』にたびたび登場し、私(増山雅人/酔棋)の棋友であり、駒友でもある三上勉五段との一局。年に10局くらいは対戦するが、なかなか勝たしてはくれない。 1 7六歩(77) ( 0:07/00:00:07) 2 6二銀(71) ( 0:03/00:00:03) 3 5六歩(57) ( 0:03/00:00:10) 4 3四歩(33) ( 0:02/00:00:05) 5 5五歩(56) ( 0:03/00:00:13) *まずは、先手の「ごきげん中飛車」の出足し。二人の対局は数百局に上ると思うが、三上さんには振り飛車以外の選択肢はまずない。ほとんどが四間飛車か三間飛車であり、中飛車は比較的珍しい。 6 8四歩(83) ( 0:05/00:00:10) 7 5八飛(28) ( 0:05/00:00:18) 8 4二玉(51) ( 0:04/00:00:14) 9 4八玉(59) ( 0:14/00:00:32) 10 8五歩(84) ( 0:07/00:00:21) 11 7七角(88) ( 0:04/00:00:36) 12 3二玉(42) ( 0:05/00:00:26) 13 3八玉(48) ( 0:05/00:00:41) 14 4二銀(31) ( 0:11/00:00:37) 15 2八玉(38) ( 0:05/00:00:46) 16 7四歩(73) ( 0:07/00:00:44) *後手の私は、右の銀を早めに繰り出す「超速銀」戦法に組む。 17 6八銀(79) ( 0:05/00:00:51) 18 7三銀(62) ( 0:05/00:00:49) 19 3八銀(39) ( 0:04/00:00:55) 20 6四銀(73) ( 0:09/00:00:58) *ほうっておくと、次は▽7五歩から仕掛ける。 21 5四歩(55) ( 0:08/00:01:03) *先手も黙ってはいられないので、飛車先の歩を突き開戦だ。 22 7七角成(22) ( 0:06/00:01:04) 23 同 銀(68) ( 0:02/00:01:05) 24 5四歩(53) ( 0:05/00:01:09) 25 同 飛(58) ( 0:03/00:01:08) 26 4五角打 ( 0:06/00:01:15) *角交換から当然の返し技。 27 5七飛(54) ( 0:09/00:01:17) 28 5六歩打 ( 0:04/00:01:19) 29 5八飛(57) ( 0:10/00:01:27) 30 5五銀(64) ( 0:10/00:01:29) *後手は押さえ込みを図る。 31 6八金(69) ( 0:39/00:02:06) 32 5二飛(82) ( 0:05/00:01:34) 33 8三角打 ( 0:04/00:02:10) *先手も反撃に! 34 6二金(61) ( 0:04/00:01:38) 35 7四角成(83) ( 0:05/00:02:15) 36 7三桂(81) ( 0:04/00:01:42) *右の桂馬が活用できれば、とりあえず後手は不満なし。 37 7五馬(74) ( 0:18/00:02:33) 38 6四銀(55) ( 0:10/00:01:52) 39 6六馬(75) ( 0:06/00:02:39) 40 5五銀(64) ( 0:05/00:01:57) 41 同 馬(66) ( 0:15/00:02:54) *先手は馬を切り、飛車角両取りをめざす。ちなみに馬を切らずに▲7五角とまた戻るのは、▽6四歩で後手おもしろくない。 42 同 飛(52) ( 0:02/00:01:59) 43 4六銀打 ( 0:04/00:02:58) 44 5七歩成(56) ( 0:44/00:02:43) *飛車角両取りに、▽5七歩成が軽い成り捨て。 45 同 金(68) ( 0:04/00:03:02) 46 同 飛成(55) ( 0:05/00:02:48) 47 同 飛(58) ( 0:03/00:03:05) 48 6五桂(73) ( 0:03/00:02:51) *桂が手順で跳ねれて、後手の駒はさばけた。 49 5五飛(57) ( 0:17/00:03:22) 50 6七角成(45) ( 0:07/00:02:58) 51 6五飛(55) ( 0:04/00:03:26) *後手の飛車も世に出られて、まだこれからか? 52 4九馬(67) ( 0:08/00:03:06) 53 同 銀(38) ( 0:05/00:03:31) 54 5六角打 ( 0:04/00:03:10) *後手の飛車をさばかせても、馬切りから角打ちが急所の一手。 55 8五飛(65) ( 0:16/00:03:47) 56 4七角成(56) ( 0:04/00:03:14) 57 3八桂打 ( 0:03/00:03:50) 58 5九金打 ( 0:08/00:03:22) *ペタっと打った平凡な金が、存外受けにくい。 59 6六角打 ( 0:26/00:04:16) *先手も自陣に利かせながら、一発逆転を狙ってくる。 60 4九金(59) ( 0:13/00:03:35) *ここは怖くても、先手は目をつぶって銀を取る。 61 2二飛打 ( 0:05/00:04:21) *当然な飛車打ちで、後手もうかうかしてはいられない。 62 3一玉(32) ( 0:03/00:03:38) 63 8一飛成(85) ( 0:11/00:04:32) *これで先手は詰まず、後手玉には▲2一飛成から詰めろがかかっている。後手ピンチか! 64 5一歩打 ( 0:04/00:03:42) 65 7一龍(81) ( 0:29/00:05:01) *後手の冷静な歩打ちに、龍を金に当ててくる。 66 3九銀打 ( 0:10/00:03:52) 67 同 角(66) ( 0:07/00:05:08) 68 同 金(49) ( 0:03/00:03:55) 69 同 玉(28) ( 0:03/00:05:11) 70 2二玉(31) ( 0:07/00:04:02) *飛車を取り返して、先手は角桂交換の駒得。 71 4九金打 ( 0:19/00:05:30) 72 6七角打 ( 0:14/00:04:16) 73 5八歩打 ( 0:06/00:05:36) 74 6九飛打 ( 0:05/00:04:21) 75 5九銀打 ( 0:05/00:05:41) *後手の大駒による物量作戦に、先手も駒を投入して受けに回る。 76 5八角成(67) ( 0:36/00:04:57) 77 同 銀(59) ( 0:02/00:05:43) 78 同 馬(47) ( 0:03/00:05:00) 79 6六角打 ( 0:37/00:06:20) *王手で自陣に利かせて、必死の受け。 80 4四歩(43) ( 0:07/00:05:07) 81 5九歩打 ( 0:14/00:06:34) 82 4九馬(58) ( 0:12/00:05:19) 83 同 玉(39) ( 0:05/00:06:39) 84 4七金打 ( 0:04/00:05:23) 85 6八角打 ( 0:24/00:07:03) 86 5八金打 ( 0:14/00:05:37) *大駒の角では受けにはなっていない。 87 3九玉(49) ( 0:05/00:07:08) 88 6八金(58) ( 0:08/00:05:45) 89 6二龍(71) ( 1:14/00:08:22) 90 6五角打 ( 0:07/00:05:52) *飛車成りを急がずに、自陣に利かせながらの詰めろの好便な角打ち。これで勝負あったか! 91 2八玉(39) ( 0:57/00:09:19) 92 3八金(47) ( 0:09/00:06:01) 93 1八玉(28) ( 0:03/00:09:22) 94 5九飛成(69) ( 0:07/00:06:08) 95 1六歩(17) ( 0:09/00:09:31) 96 2九龍(59) ( 0:06/00:06:14) 97 1七玉(18) ( 0:06/00:09:37) *ここで▽2五桂からの攻めは、からくも詰まない。 98 3三桂(21) ( 0:08/00:06:22) 99 1八金打 ( 0:12/00:09:49) 100 2五桂打 ( 0:12/00:06:34) 101 2六玉(17) ( 0:05/00:09:54) 102 1四桂打 ( 0:07/00:06:41) 103 3六玉(26) ( 0:05/00:09:59) 104 3七桂成(25) ( 0:12/00:06:53) 105 同 銀(46) ( 0:12/00:10:11) 106 同 金(38) ( 0:56/00:07:49) *この手は実は悪手。取らずに▽3五銀で詰んでいた。 107 4六玉(36) ( 0:11/00:10:22) 108 3六金(37) ( 0:03/00:07:52) *この金捨てで結局は詰んでいた。取らずに▲5五玉は、▽6四銀▲4四玉▽4三銀打ちまで。 109 同 玉(46) ( 0:18/00:10:40) 110 3五銀打 ( 0:08/00:08:00) *投了図以下は、▲3七玉△3八龍まで。三上さんに久しぶりの勝利であった。 &読み込み時表示 111 投了 ( 2:42/00:13:22) まで110手で後手の勝ち