# ---- Kifu for Windows V6.00 棋譜ファイル ---- 開始日時:2008/04/19(土) 00:19:21 手合割:飛車落ち 下手:増山アマ四段 上手:森内名人 手数----指手---------消費時間-- 1 3四歩(33) ( 1:22/00:01:22) 2 7六歩(77) ( 0:08/00:00:08) 3 4四歩(43) ( 0:12/00:01:34) 4 4八銀(39) ( 0:07/00:00:15) 5 4二銀(31) ( 0:27/00:02:01) 6 4六歩(47) ( 0:22/00:00:37) 7 3二金(41) ( 0:07/00:02:08) 8 4七銀(48) ( 0:10/00:00:47) 9 5四歩(53) ( 0:10/00:02:18) 10 5六銀(47) ( 0:07/00:00:54) 11 4三銀(42) ( 0:07/00:02:25) 12 7八飛(28) ( 0:07/00:01:01) *通常は、飛車落ち「右四間飛車定跡」の▲4八飛とするところ、▲7八飛車から「巨泉流」(大橋巨泉が使っていた戦法)をめざす。 13 1四歩(13) ( 8:45/00:11:10) 14 5八金(69) ( 0:08/00:01:09) 15 6二銀(71) ( 0:13/00:11:23) 16 7五歩(76) ( 0:07/00:01:16) 17 7二金(61) ( 0:06/00:11:29) 18 4八玉(59) ( 0:13/00:01:29) 19 5三銀(62) ( 0:06/00:11:35) 20 7四歩(75) ( 0:06/00:01:35) *飛車先の歩を切り、1歩手持ちにできるのがこの戦法のいいところ。 21 同 歩(73) ( 3:55/00:15:30) 22 同 飛(78) ( 0:06/00:01:41) 23 7三歩打 ( 0:06/00:15:36) 24 7六飛(74) ( 0:06/00:01:47) *浮き飛車に構え、「石田流」に似た駒組みとなる。 25 1五歩(14) ( 1:31/00:17:07) *下手が受けないので、上手は端の位を取る。この戦法で下手は、端歩を受けないほうがいい。 26 6八銀(79) ( 0:04/00:01:51) 27 4二玉(51) ( 0:09/00:17:16) 28 9六歩(97) ( 0:06/00:01:57) 29 9四歩(93) ( 0:07/00:17:23) 30 3八玉(48) ( 0:06/00:02:03) 31 3三角(22) ( 0:08/00:17:31) 32 7七銀(68) ( 0:07/00:02:10) 33 3一玉(42) ( 0:06/00:17:37) 34 9七角(88) ( 0:05/00:02:15) 35 4二角(33) ( 0:06/00:17:43) 36 6六銀(77) ( 0:07/00:02:22) 37 2二玉(31) ( 0:09/00:17:52) 38 4八金(49) ( 0:06/00:02:28) 39 3五歩(34) ( 0:07/00:17:59) 40 7七桂(89) ( 0:07/00:02:35) 41 6四銀(53) ( 0:05/00:18:04) *下手の▲7五銀の形を嫌う。 42 8八角(97) ( 3:52/00:06:27) *方向転換した手だが、少しおかしいかもしれない。 43 8四歩(83) ( 2:55/00:20:59) 44 7四歩打 ( 0:13/00:06:40) *上手の盛り上がりを手伝った悪手か。 45 同 歩(73) ( 2:04/00:23:03) 46 同 飛(76) ( 0:02/00:06:42) 47 7三金(72) ( 0:03/00:23:06) 48 7六飛(74) ( 0:02/00:06:44) 49 7五歩打 ( 0:08/00:23:14) *拠点を押さえられて、下手の飛車が苦しくなった。 50 8六飛(76) ( 1:11/00:07:55) 51 7四金(73) ( 0:05/00:23:19) 52 4五歩(46) ( 0:05/00:08:00) *▽4五同歩なら、▲6五銀直で下手の角が働き出す。 53 3三角(42) ( 2:35/00:25:54) 54 6五銀(56) ( 0:06/00:08:06) *以下駒損を覚悟した攻めだが、▲6五銀直のほうが勝ったようだ。 55 8五歩(84) ( 2:14/00:28:08) 56 同 桂(77) ( 0:06/00:08:12) 57 6五銀(64) ( 0:14/00:28:22) 58 同 銀(66) ( 0:02/00:08:14) 59 同 金(74) ( 0:02/00:28:24) 60 4四歩(45) ( 0:08/00:08:22) 61 同 銀(43) ( 0:07/00:28:31) 62 9三桂(85) ( 0:14/00:08:36) 63 同 桂(81) ( 0:06/00:28:37) 64 8一飛成(86) ( 0:06/00:08:42) *あとからの進行を考えてみると、当然▲8二と飛成とするところだった。 65 4六桂打 ( 2:21/00:30:58) *上手のきつい反撃。 66 4九玉(38) ( 0:42/00:09:24) 67 5八桂成(46) ( 0:08/00:31:06) 68 同 玉(49) ( 0:06/00:09:30) 69 4六歩打 ( 0:07/00:31:13) 70 3四桂打 ( 0:55/00:10:25) *下手もかなり怖いが、とりあえずの王手。 71 1二玉(22) ( 1:08/00:32:21) 72 4五歩打 ( 0:08/00:10:33) 73 5五銀(44) ( 0:06/00:32:27) 74 8二龍(81) ( 0:06/00:10:39) 75 4三銀打 ( 0:08/00:32:35) 76 4一銀打 ( 0:06/00:10:45) 77 3一金打 ( 0:49/00:33:24) 78 3二銀成(41) ( 0:09/00:10:54) 79 同 銀(43) ( 0:07/00:33:31) 80 4二金打 ( 0:07/00:11:01) *下手陣に何があっても、攻めをつなぐしかない。 81 5六銀(55) ( 1:21/00:34:52) *▲5六同歩は、▽8八角成で角を取られて下手の負け。下手は風前のともし火だが、ギリギリのチャンスがめぐってきた。 82 3三角成(88) ( 4:24/00:15:25) 83 同 桂(21) ( 0:20/00:35:12) 84 3一金(42) ( 0:05/00:15:30) *たとえ詰まされても、こういくしかないところ。 85 4七銀打 ( 2:00/00:37:12) 86 6八玉(58) ( 0:09/00:15:39) 87 4八銀(47) ( 0:28/00:37:40) *下手はほとんど必死。上手を詰ますしか、下手の勝ちはない。 88 3二龍(82) ( 1:06/00:16:45) &読み込み時表示 89 1三玉(12) ( 0:05/00:37:45) 90 2二龍(32) ( 0:08/00:16:53) 91 1四玉(13) ( 0:11/00:37:56) 92 1一龍(22) ( 0:18/00:17:11) *香を取らずに、すぐに▲2五銀以下詰みがあったことを、局後に森内名人に指摘された。 93 1三銀打 ( 0:44/00:38:40) 94 2五銀打 ( 0:09/00:17:20) 95 同 桂(33) ( 0:23/00:39:03) 96 1三龍(11) ( 0:09/00:17:29) 97 同 玉(14) ( 0:07/00:39:10) 98 2二銀打 ( 0:15/00:17:44) *上手の投了。かなり難しかったので読み切れなかったが、この手順でもからくも詰みがあった。最後の▲2二銀ではなく、▲2二角と打つと同じようだが詰まない。 *森内名人は、新しい「森内名人書」の制作者の顔を立ててくれたようだ。