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酔棋制作駒プレゼント抽選<第6回駒紹介>

 

「プレゼント抽選第6回」応募人数は52人でした。
みなさんご応募ありがとうございました。

 「第6回」の駒プレゼントは、従来のHP上によるものでなく、「酔棋制作駒『第3回個展』」(▼別項参照)会場にて、直接抽選紙に書いて応募いただいたものです。詳細は、下記の「第3回個展会場プレゼント駒」や「抽選の模様」をご覧ください。個展にご来場いただき、応募いただいたみなさんにこの場を借りてお礼を申し上げます。せっかく応募いただいて外れた方は残念でしたが、次回を楽しみにしていてください。

 今回は、新たに駒を当選者に制作するのではなく、あらかじめプレゼント駒として作っておいた「水無瀬書島黄楊柾目書き駒(第309作)」(先の個展会場に展示)を抽選で、1名の方(下記参照)に差し上げました。その他としては、抽選で4名の方に、お名前などお好み文字を入れて、「酔棋特製根付書き駒」を作って送付しました。
 なお、「酔棋特製根付」の4名以下のみなさんです。

武田萌花(千葉県)、白田昭雄(埼玉)、渋谷国弘(神奈川)、藤井俊哉(大阪)

水無瀬書き駒当選者
お名前・綿谷 翔さん(東京都)

当選し、駒を手にした喜びのコメント
私から駒を受け取る綿谷さん(右)。

 こんな自分がいただいていいのか、駒を目の前にして驚きました。
 当選の電話をいただいたとき、正直言うと何が当選したのかよくわかっていませんでした。お知らせを受けて会場に戻ってはじめて、酔棋さんの駒が当選したと知ったのです。
 私が将棋に熱中したのは、10年以上も前、小学生だったころにさかのぼります。おじいちゃんを相手に、畳の上で将棋盤とにらめっこしていました。将棋経験豊富なおじいちゃんには何度やっても勝てず、毎日毎日、将棋盤で駒を動かしては研究していました。
 今や東京で一人暮らし。おじいちゃんを亡くしてから数年がたちます。
 今回いただいた力強い駒の数々を見ていると、生前の元気だったおじいちゃんを思い出し、将棋熱がふつふつと再燃してきました。これはきっと「やれ!」いう意味なんだと信じます! いただいた駒を使いながら、将棋を楽しみ、そしてもっともっと将棋の腕を磨いていきたいと思います。
 この度はとてもすばらしい駒を、本当にありがとうございました。
 「へぼ将棋 王より飛車をかわいがり」
 おじいちゃんがいつも諭してくれたこの言葉、もう誰にも言わせません!

展示駒を見る綿谷さん。 抽選の駒も見ていた。

▼酔棋の一言
 綿谷さんは、今回の個展会場のそばの会社にお勤めの方です。そこで、休日出勤の仕事の合間に会場にいらしていただき、駒プレゼントという幸運にめぐまれました。
 メールでいただいた「喜びのコメント」は、子どものときに将棋を覚えた方なら、どなたでも似たような経験をおもちのことでしょう。私の場合は、おじいちゃんではなく亡き父親(私が7歳のとき)でしたが、将棋を教わった幼い日々が目に浮かんできます。
 今回の当選の駒が、綿谷さんの将棋熱の再燃に少しでもお役に立てるとすれば、作者としてもうれしいかぎりです。みなさんも、休日出勤で仕事に頑張れば、思わぬ幸運が飛び込んでくるかもしれません。


第3回個展会場(第6回)プレゼント駒


別カット

水無瀬書島黄楊柾目書き駒
酔棋作(第309作)

 もっと大きな写真を見たい場合は、「フォトライブラリー」の「▼オークション出品・プレゼント抽選・将棋大会」の項目から、作品番号(309)を選んでください。


 上記の「水無瀬」は、比較的多く作る書体の一つです。みなさんによく知られている私(酔棋)の代表作「水無瀬紫雲虎斑(第150作)」と、この書き駒は基本的にはまったく同じ書体で作りました。ですから、駒木地と製法の違いだけといってもよいかもしれません。抽選に当たってこの駒を手に入れた綿谷さんは、酔棋流の書き駒をぜひ対局で使ってみてください。

抽選の模様

 個展会場にての駒プレゼントは、4月12日午後5時に私(酔棋)と将棋駒研究会会長・北田義之さん、三上勉さんによって厳正なる抽選をしました。その模様は下記の写真(番号順)をご覧ください。 

1.抽選紙が入った箱を、私がまずはよく混ぜる。 2.北田さんが、中を見ずにその箱をよくかき回す。
3.グイっと手をつっこみ、抽選紙を1枚選び出す。 4.選んだ抽選紙は、見ないでそのまま三上さんに渡す。

5.三上さんは、その抽選紙を読み上げる。 6.その結果、綿谷さんが当選者に決定。

次回を期待してください!

 

 

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