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第5回 酔棋制作駒オークション〈終了〉
「巻菱湖」盛り上げ駒

第5回オークションにあたって

 第5回の酔棋制作駒オークションとして、「巻菱湖書薩摩黄楊稲妻杢盛り上げ駒」(第233作)を、出品することにいたしました。その駒の詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。
 オークションの開催日程は、2005年3月11日(金曜日)21時から開始して3月21日(月曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。
 数ある書体の中で「巻菱湖」は、現在までに数多く作っています。酔棋(私)の得意とする書体(他には「水無瀬」「奥野錦旗」「宗歩好」「酔棋好」「董仙」など)の1つといえるでしょう。
 別項の「酔棋制作駒作品ライブラリー」にも掲載している「巻菱湖」(第233作)で、ご存じのようにこれまで販売価格40万円で提供していたものです。「酔棋制作駒人気投票」でも、比較的上位に位置しています。
 今回は「酔棋制作駒『第2回個展』のお知らせ」に書きましたように、いろいろな記念の意味もありますので、思い切ってこの駒をオークションに出品することにしました。
 なお、この駒は、上記の個展にも出品しています。個展にご来場いただいて、実物をご覧になってからでも、オークションには参加できるような日程としてあります。

 このような高級駒木地でのオークションは初めてですが、販売価格40万円のものを、お買い求めやすい特別価格の15万円からのスタートとしてあります。別項「『駒の詩』情報室」から入る酔棋制作駒・駒木地リストでおわかりのように、高級駒木地代を含まない盛り上げ駒の制作価格は通常25万円ですから、それよりもかなり低く設定しました。
 
なお最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。高級駒木地の駒をお考えの方は、この機会にぜひチャレンジしてみてください。

 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
 落札者が決定する3月21日がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールで決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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第5回オークション駒の紹介!

落札者は森脇伸也さん
落札価格は34万1000円

 森脇さんはニックネーム「ファイターズ」さんで、大阪在住の方です。
 結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
 次回も楽しみにしていてください!



別カット

巻菱湖書薩摩黄楊稲妻杢盛り上げ駒
酔棋作(第233作)

 すぐ上の写真は、この「巻菱湖」の素彫りの状態のときのものです。もちろん制作途中ですので磨き上げていませんから、本来の薩摩黄楊の味わいです。みなさんは、盛り上げ駒の彫った状態(素彫り)を見ることはあまりないと思いますので、写真を掲載しました。
 この駒はもともとは、2003年11月に行った将棋駒研究会の「展示即売会」(「将棋駒研究会」の案内)に合わせて作ったものです。、この駒は、別項「書体への誘い・菱湖(巻菱湖)」とはタイプが違い、流麗な細字の「巻菱湖」となります。私は細字、太字の両タイプを作りますが、個人的にいうと「巻菱湖」は細字のほうがいいのでは、考えています。
 この駒の別の写真をさらにご覧になりたい方は、別項「フォトライブラリー」や「作品ライブラリー」も併せてご覧ください。

 駒は写真の平箱に収めて、送付します。飾っておくのには平箱がいいのですが、実際にお使いになるのなら、なるべくなら通常の駒箱にしまってください。
 駒箱だとどうしても駒同士がぶつかって傷もつきますが、それも使う方の歴史であり、ひとつの味わいになるのではないでしょうか。

 やや濃淡がついて杢の味わいを醸している、この「巻菱湖」の「玉将」と「歩兵」。
 駒の上部から、杢の模様が稲妻が落ちてくるように見えるところからか、稲妻杢と名づけられたのかもしれません。
 ちなみに逆に下から末広がりに杢が見えるのを、孔雀の羽に見立てて、「孔雀杢」と分類されています。


 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、メールをいただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、完成時に酔棋独特の「魂入れ」(一局将棋を並べる)で将棋を教えてありますが、あとは落札なさった方がじっくりと育ててください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールのやり取りで送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、写真(数点)をご一緒に送付いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「酔棋制作駒作品ライブラリー」や「第5回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

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