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12回 酔棋制作駒オークション〈駒紹介〉
「淇洲」盛り上げ駒

第12回オークションにあたって

 第12回の酔棋制作駒オークションとして、「淇洲書島黄楊虎斑盛り上げ駒」(第307作)を、出品することにいたしました。その駒の詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。

 オークションの開催日程は、2009年3月28日(土曜日)21時から開始して4月13日(月曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。

 今回出品の書体「淇洲」の駒木地は、島黄楊虎斑です。少し細かい間隔の虎斑の駒木地で作りました。どちらかというと、虎斑の出具合が全体的にはそれほどそろっていないので、下記のスタート価格もやや抑えてあります。おそらく長いこと使っていると、だんだんと虎斑の味わいも深まってくると思われます。
 また、駒字の「淇洲」そのものについては「書体への誘い7・淇洲(第223作)」や、「作品ライブラリー」の(第241作)をはじめとする他の「淇洲」の作品を参考にしてください。

 別項「酔棋制作駒・駒木地リスト」に掲載していたときの、この虎斑の駒木地による盛り上げ駒の制作価格としては35万円でした。今回は「第3回個展」の記念もかねていますので、以下のようにオークションスタート価格は抑えて設定しました。
 この「淇洲」は、2009年4月11日・12日に行った「第3回個展」会場にも展示しました。

 今回のオークションスタート価格は12万円としました。なお、最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。
 なお、別項「BOOK」で紹介している拙著『将棋駒の世界』に、ため書き(「使われてこそ名駒」「棋は鼎談なり」「駒の後ろに作者が見える」のどれか)を入れて落札者には差し上げます。


 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
落札者が決定する4月13日(月曜日)がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールで決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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第12回オークション駒の紹介!

落札者はデニーロさん
落札価格は20万1000円

結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください!

 


別カット
淇洲書島黄楊虎斑
盛り上げ駒
酔棋作(第307作)

 「淇洲」の書体そのものの由来などは、別項の「書体への誘い・淇洲」をご覧ください。
 今回の「淇洲」は、通常どおり「双玉」で作りました。駒字として一見すると派手な感じはまったく受けませんが、かえってその素朴さこそこの書体の信条でもあり、一つの魅力にもなっています。日常的に指して使うのには、飽きがこずに最適ともいえるでしょう。
 右の写真(玉将とその裏)をご覧いただくとおわかりのように、比較的細かな虎斑に「双玉」が納まっています。漆の盛り上げ具合は、この写真ではちょっとわからないかもしれませんが、参考にしてください。また、面取りは実戦で使いやすいように、私好みに多めに取ってあります。
さらに、この駒の拡大写真をご覧になりたい方は、別項「フォトライブラリー」の中の「オークション出品・『淇洲』(No307)」をのぞいてみてください。

 

平箱に入れて送付します。余り歩は2枚です。その他、同封するものとしては、制作駒カード、プリント写真数枚、駒写真を収めたCD。それに、ため書きを入れた『将棋駒の世界』1冊です。



 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、じかにメールをいただくか、掲示板に書き込みしていただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、酔棋独特の完成時に行う「魂入れ」(一局将棋を並べる)はまだしていませんので、落札なさった方が盤に並べて将棋を教えてやってください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールや電話でのやり取りで、送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、落札駒の写真入りCD、写真(数点)をご一緒に送付いたします。『将棋駒の世界』も、進呈いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「第12回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(ニックネームか落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

 

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