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第10回 酔棋制作駒オークション〈終了〉
「源兵衛清安」盛り上げ駒

第10回オークションにあたって

 第10回の酔棋制作駒オークションとして、「源兵衛清安島黄楊根杢盛り上げ駒」(第286作)を、出品することにいたしました。その駒の詳細(写真など)は、下記に掲載してあります。
 オークションの開催日程は、2007年12月14日(金曜日)21時から開始して12月23日(日曜日)21時が締め切りです。それまでにじっくりとご覧いただき、気に入っていただけた方は奮ってオークションに参加してください。
 今回の書体「源兵衛清安」の駒木地は、根杢です。何枚かは根杢の具合が強いものもありますが、全体的にはどちらかというと落ち着いた感じです。これまでに「源兵衛清安」は、このホームページの中でも、「書体への誘い」(虎杢・第180作)、「作品ライブラリー」(柾目・第272作稲妻杢・第275作)で紹介しているように、いろいろな駒木地で作ってきました。古来伝わる「源兵衛清安」は、どんな駒木地にでもマッチします。
 駒木地として使った根杢は、別項「『駒の詩』情報室」の「酔棋制作駒・駒木地リスト」で掲載してある「島黄楊根杢」(盛り上げ制作価格・35万円)より少しそろいが落ちるので、制作価格は33万円を予定していました。その根杢を使った盛り上げ駒が、この出品駒です。 

 今回オークション10回目を記念して、杢を使った盛り上げ駒にしては、価格をやや抑え、オークションスタート価格は10万円としました。実戦でビシバシと指して、この駒をいい味わいに育ててください。なお、最低単位は、従来と同じく「1000円」とさせていただきます。
 なお、別項で紹介している拙著『将棋駒の世界』に、ため書き(「使われてこそ名駒」か「棋は鼎談なり」のどちらか)を入れて落札者には差し上げます。


 実際にオークションに参加する場合は、下記の「オークションのヘルプ」を十分にお読みになって、「入札する!」からお入りください。
 落札者が決定する12月23日(日曜日)がすみしだい、私(酔棋)とその方とで、その後の詳細(下記の「落札なさった方に」をお読みください)をメールで決めることになります。その節はよろしくお願いいたします。


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第10回オークション駒の紹介!

落札者はヒラさん(ニックネーム)
落札価格は22万9000円

ヒラさんは愛知県在住の方です。
結果は、上記のように確定いたしました。
オークションに参加、またはご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回も楽しみにしていてください!


別カット

源兵衛清安島黄楊根杢盛り上げ駒
酔棋作(第286作)

 「源兵衛清安」の書体そのものの由来などは、別項の「書体への誘い・源兵衛清安」をご覧ください。落ち着いた根杢の盛り上げ駒を愛用駒として手元に置き、じっくりと育ててください。なるべくなら日常的にお使いになる方に落札していただけることを、作者としては願っています。
 最後の仕上げとして、椿油を使って磨き上げています。ですから、しばらくは使い終わったら油を使わずに、布でカラぶきだけで十分です。さらに、この駒の拡大写真をご覧になりたい方は、別項「フォトライブラリー」の中の「オークション出品・『源兵衛清安』(No286)」をのぞいてみてください。

平箱に入れて送付します。余り歩は2枚です。その他、同封するものとしては、制作駒カード、プリント写真数枚、駒写真を収めたCD。それに、ため書きを入れた『将棋駒の世界』1冊です。



 以上のような駒ですが、よかったらオークションに参加してみてください。この駒について何か他に尋ねたいことがあれば、じかにメールをいただくか、掲示板に書き込みしていただければできるだけお答えいたします。
 「入札の醍醐味を味わうのもよし」
 「締切日直前までじっくりと検討するのもよし」
 この駒は、完成時に酔棋独特の「魂入れ」(一局将棋を並べる)で将棋を教えてありますが、あとは落札なさった方がじっくりと育ててください。

落札なさった方に

 落札なさった方とは、決定後にメールや電話でのやり取りで、送付方法や落札額のお支払い方法など、詳細を決めたいと考えています。また、ご希望があれば、私の制作駒をお渡しするときに通常差し上げている下記の駒カードや、落札駒の写真入りCD、写真(数点)をご一緒に送付いたします。『将棋駒の世界』も、進呈いたします。
 駒を引き渡し後も引き続き、この駒を「第10回オークション駒紹介」に掲載させていただくことを、落札者にお願いいたします。その節は(○○所蔵)をできれば本名で、それが難しければ(ニックネームか落札者所蔵)でもかまいません。これらのことを考慮していただければありがたいです。


駒カード(実物は名刺サイズ)

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