HOME >その他コンテンツ >DAV8 >サービスの概要
 
 
 

 
 

DAV8の技術的基盤

 DAV8を支える技術は2つあります。一つが転送に利用する「WebDAV」技術、もう一つがその転送に暗号を施し、安全性を飛躍的に高める「RSA暗号」です。

●WebDAVってなに?
 

 これまで主にホームページを閲覧するために利用してきたHTTPのプロトコルですが、WebDAVはそれを拡張し、WEB上のファイルを「読む」だけでなく「書く」ことができるようにしたものです。ネットワーク上の離れた場所同士での共同作業を可能にするなど、WEBの可能性を切り拓く、全く新しい通信規約です。

 また、WebDAVはあくまでHTTPの拡張であることから、各種のOSや機種などで異なる仕組みはなく、MacでもWindowsでも、IEやネットスケープなどでWEBページを閲覧できるように、WebDAVクライアントから自由にアクセスすることができます。

 DAV8は、ファイルの編集ではなく、安全にファイルを転送することを目的としたサービスですので、サーバー上のファイルを直接ひらいて編集することはできませんが、ファイルを手軽に読み書きしたり削除することができます。

●RSA暗号ってなに?

 RSA暗号は、データの暗号化と復号化に別々の鍵を使う公開鍵暗号技術の中でも、標準的な暗号化方式です。公開鍵で暗号化したものは秘密鍵でしか復号化できない仕組みになっています。
 秘密鍵暗号方式のように暗号化と復号化を同じ鍵で行なう手法に比べ、データの復号に必要な鍵を転送する必要がないため安全性が高くなります。

 B→Aとデータを送る場合、Bさんはあらかじめ取り寄せた「Aさんの公開鍵」で暗号化したものを送り、Aさんは届いたデータを「Aさんの秘密鍵」で開いて見る、と言うことになります。 

 DAV8の場合は、AさんがDAV8にデータを送信するときはDAV8の公開鍵を使って暗号化します。仮にDAV8以外の第三者がその通信データを手に入れたとしても、DAV8の秘密鍵が無いと、復号することはできません。
 逆に、BさんがDAV8からデータを受信するときは、DAV8はBさんの公開鍵を使って暗号化します。この場合も、Bさん以外の第三者に通信データが渡っても、Bさんの秘密鍵が無い限り、復号することはできません。

 この公開鍵方式を利用すると、データの送り先がデータを復号するための秘密鍵を持っている人物であることが保証されるため、データを特定の相手と確実にやりとりすることができるという利点もあります。

 RSA暗号の秘密鍵には非常に大きな2つの素数を掛け合わせたものが利用されます。秘密鍵から公開鍵を作ることはできますが、秘密鍵を公開鍵から作るためには、200桁以上の素数を素因数分解する必要があります。 素早く効率的に巨大な数を素因数分解する方法が存在しないという慣用的な定理により、このRSA暗号の強度が確保されています。